コントロールしている感の正体
コントロールしている感とは
仕事はコントロールされるな、コントロールしろ、みたいなことはよく言われます。そもそもこの「コントロールしている感」とは何ぞや?という話です。
週の出社が2.5日
先日、このようなツイートをしました。
一昨日は展示会の案内係。今日は私用で午後半休。明日は副業。
— 小鳥遊@3/17東京、4/8福岡 (@nasiken) 2018年2月28日
今週会社に2.5日しかいなくても、会社というのは回るのですね。
その分周りの人たちに感謝しないとですが。
何いきっているんだ?と言われそうですね。すみません。いきってました。
週7日のうち2.5日が、いわゆる会社の物理的なオフィスに移動してパソコンをカタカタやる日でした。細かい内訳はこんな感じです(ちなみに、残業はゼロです)。
- 月曜日 通常勤務
- 火曜日 展示会参加で終日外出
- 水曜日 通常勤務
- 木曜日 午前勤務/午後休
- 金曜日 副業先で勤務
- 土曜日 休日
- 日曜日 休日
それでも会社は回っている
私がそれしか出社せずにいても、破綻をきたさない。会社というのはかくあるべし、と言うべきでしょうか。しかし、会社に法務は私1人しかいないんですね。1日私がいなければその分契約書のチェックやその他の法律的な相談業務などが止まるわけです。
もしや小鳥遊暇なのでは!?という疑念が湧きますね。もしかしたらそうかもしれません。比較対象がなかなか見つからないので、自分でもよく分からないんです。なので、仮に暇でなかったらという前提で話を進めます。
コントロール感の源
コントロールしている感はどこからくるか。それは、上記のような余裕のあるスケジューリングができているときです。
余裕のあるスケジューリングはどうすればできるか。簡単なのは「①仕事を速くこなす」か「②そもそも仕事を引き受けない(発生させない)」「③計画的に先送りする」の3つだと考えます。
①や②は「それを言っちゃーおしめぇよ」的なアレですので、③について考えます。
先送りは計画的に
先送りには2つ種類がありまして、良い先送りと悪い先送りがあります。こんな記事を書きました。参考までに。
結論だけ言うと、計画的に先送りができれば良いということです。
旦那がどんなに強がっていても奥さんの掌の上で遊ばされているだけだった、みたいな話ありますね。それです。タスクがどんなに手強くても、きちんと手順を踏めば怖くないです。締め切りから逆算しておけば「今日はここまで」と途中で終えても何ら不安はありません。
抱えているタスク全てについて「今日はここまで」ができる状態であれば、タスクたちは自分の掌中にあります。
コントロールしている感の正体
ここまでくるとお分かりかと思いますが、コントロールしている感は、全てのタスクについて手順が明確であり、それぞれの締切が分かっており、締め切りを破ってしまう不安がない状態が生み出すものだと思います。
上記が把握できていれば余裕のあるスケジューリングも可能になり、コントロールしている感を味わうことができるようになるのではないか、というのが私の実感です。