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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

グループコーチングを実践する「野望の会」は、GTDを実践する会でもあった

プロコーチの大下千恵さん(@yawn_c)とF太さん(@fta7)が主催する「野望の会とウェルススペクトル」というイベントに参加してきました。

oshitachie.com

 

野望の会

野望の会というのは、大下さんが作り出したグループコーチングのことです。

4人一組になり、自らの(恥ずかしくて言えないくらい大層な)野望を1人が言って残り3人が傾聴し、5つテーマ(下の画像のオレンジ枠のカード)に沿って、予め用意されたカードを、野望の主へのフィードバックとして置きその理由をのべ、野望を語った人はその感想を言う、という流れです。

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自分の野望を後押ししてくれる、あるいははっきりと言語化できていなかった自分の野望を明確に意識できる、はたまた自分の野望の思ってもみなかった側面を発見できるということが得られます。

 

ウェルススペクトル

ウェルススペクトルというのは、簡単に言うと自分の持つ富(経済的なもの、時間、その他価値のあるもの)の量やその持ち方によって、その人の立ち位置(レベル)が違うということ、そのレベルの上げ方を教えてくれる考え方です。

 

野望へのベイビーステップ

野望の会は、その野望に向かうためまずは簡単な第一歩を踏み出そう、と言って会をしめます。千里の道も一歩からということです。

 

私も、こちらの話を進めるために「お店候補についての感想を聞く」というベイビーステップを踏みました。

 

野望の会はGTDでもある

この野望の会とGTDの共通点があります。まず、野望の会で「野望」を語ることは、自分のやるべきことの「把握」とその目的を明確にする「見極め」をしているのと同じことになります。

 

ではなぜ、「把握」「見極め」に、4人集まって、カードを用意して、という準備をしなければいけないのか。私見ですが、自分の野望は、他人はもとより、自分に対しても言うのが恥ずかしいとブレーキがかかってしまうものだからだと思います。ブレーキを外す仕組みがこのグループコーチングという形式なのだと考えています。

 

そして、GTDで目的を明確にしたら段取りを書き出すことになります。段取りを組む際一番初めにやらなければいけないこと、それは「次に取るべき具体的な行動」を書き出すことです。これもまた野望の会ではちゃんと実践することになります。会終了後24時間以内に行うこととされる「ベイビーステップ」です。GTD的に見ても、野望の会はうまく設計されていますね。

 

私の野望って?

ちなみに、私にとっての野望とは何かという問いに対しては、答えが出ておりません。タスク管理ツールを世に出したり、タスク管理で救われた経験を語るイベントを開催したり、就労支援を仕事にしたり、という大まかなカテゴリごとの目的は一通り達成できつつあります。今後どうなるかは、正直想像が追いついていません。

 

とはいえ、一緒にやっている方々の持つスキルや才能、実行力その他諸々の”力”は、大変強力なものです。ジェットエンジンという”力”を搭載したポンコツ車のような様相を呈しております。せっかくなので、流れに身を任せて、より「キタコレ!」と面白がれる方向に行ってみたいと思っております。