GTDはリモートワークできる体を作ってくれる!
今週から週1日自宅でのリモートワークを始めます。その前日、こんなツイートをしました。
今週は、会社への出勤は今日でおしまい。明日は自宅でリモートワーク、明後日は本業化した副業先EXP立川(自宅から比較的近い)。
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年4月17日
リモートワーク制度はトライアルなので、本採用してもらうべくキチンと仕事するつもりです。
うちの会社は100人近くいるんですが、トライアルでリモートワークやってみる人が私を含めて2人だけ。
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年4月17日
今の仕事のやり方を続けていたらそりゃリモートでしづらいですよね。
今の仕事のうち少しずつリモートでできるように仕込みをするのが必要なのかなと思います。
簡単な話、資料をPDF化するとか。
リモートワークできる環境を作る話ですが、業務タスクが1つのデジタルツールに一元化されていることは間違いなく有用です。
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年4月17日
ディスプレイの付箋とか、デスク上の書類の並びで把握していたら、オフィス以外で仕事するの不可能ですからね。
PCやスマホで、場所関係なくアクセスできるのは強いです。
自宅でのリモートワークを意識することで、優先順位の考え方も変わりました。
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年4月17日
「この仕事は今週のリモートワーク日に取っておこう」と、計画的な先送りができるようになりました。
先送りできる、先送りしてもおそらく破綻しない運用に有効な考え方な気がします。
柔軟な思考の会社トップ
うちの会社の代表はまだ若く、色々な情報にアンテナをはり、進取の気性に富んでいます。会社自体は、先代である現代表のお父様が起業して50年経ちます。扱っている商材やビジネスモデルは、いわゆる普通のメーカーです。
しかし、現代表は、それにあぐらをかくことなくチャレンジを繰り返しています。そのせいか、働き方改革とか、価値主義への転換とか、そういった今のトレンドに理解があります。その流れで一昨年副業を解禁し、そしてリモートワークも制度として採用しようとトライアルを開始しました。ありがたいことです。
広がるリモートワーク
社会全体を見ても、リモートワークができるように体制を整えておくことは、会社の生存戦略にも関わってくることと思います。優秀な人材が週5日朝から夜までオフィスにいてくれる人だとは限らないからです。
逆に、雇用される側もリモートワークに対応できないと、もしかしたら仕事の幅が制限されるかもしれません。
リモートワークは自分の準備も大事
リモートワークに対応するというと、会社がそのためのパソコンを用意したり、サテライトオフィスを借りたり、といった会社側によるアクションばかり思いつく人も多いと思います。
しかし、自分でできる準備も大事だと思います。単純な話、書類をすぐPDF化する癖をつけておくことや、仕事の書類や情報を物理的に散在させない(つまり机の上の整理整頓)ことといった基本的なことが、いざリモートワークを始めようといったときに役立ちます。
GTDツールはリモートワークを容易にする
私はリモートワークにはそんなに壁を感じませんでした。それというのも、使用する仕事資料はデータ化(PDF化)するようにしていたのと、自分のすべての仕事の情報を自作GTDツールに集約していたからです。間違っても、「机の上にあるこの書類、何だっけ?」ということにはなりません。机の上のトレイに書類があったとしても、必ずツールに紐付いていますし、業務で参照する可能性がある場合にはデータ化しています。
つまり、パソコンさえあれば、場所移動しても問題ない準備をしていたわけですね。であれば、通勤に取られる時間がそっくり別の目的に使えるリモートワークは渡りに舟です。ツールがあることで、このように仕事の幅を広げることができました。
優先順位の付け方の選択肢も増えた
自宅でのリモートワークをすることで、「これは自宅でできる」という仕事を選り分けて計画的に先送りするという、優先順位付けの選択肢も増えました。タスクを実行する場所(GTDでは「コンテキスト」といいます)が増えることで、「会社ではこの仕事をしよう」「この仕事は自宅でやった方がいいから、明後日やろう」と考える癖が付きます。より優先順位の意識が高くなりました。
トライアルが成功してリモートワークが本採用になるかは分かりませんが、GTDとそのツールを最大限活用してリモートワークに耐えうる体を作っていこうと思います。