1ヶ月前の自分に助けられた話
こんな付箋を貼った1ヶ月前の自分に助けられました。
マンションの大規模修繕
今、私の住んでいるマンションは、現在、数年に一度の大規模修繕工事をしています。バルコニーの網戸を外しておいて欲しいと施工会社から告知があり、外しました。
網戸のネジ
物の整理が苦手な私に難関が立ちはだかりました。網戸のネジは外して別途保管する必要があります。
整理苦手ないつもの私であれば、ネジを外して適当なところにファサッと置いておき、後で「どこだ!?あのネジどこだ!?」と大騒ぎをするところです。
網戸を元に戻してもらう
私の住んでいる棟の修繕工事が終わり、網戸を元に戻すことになりました。
親切にも、施工会社さんから「網戸をバルコニーに出していただければ元に戻しておきますよ」という申し出があり、ありがたくお願いすることに。
1ヶ月前の自分のナイスプレイ
そこで、バルコニーに出そうと部屋に立てかけていた網戸に手をかけました。すると、ちょうど目の前に貼られたこの付箋が目に入りました。
「おお!そういえばネジがあったわ!忘れてた!」
外したネジをどこに置いたかどころか、ネジを外したことすらすっかり忘れておりました。1ヶ月前の私は見越していたようです。1ヶ月前の自分、ナイス!
将来の自分へのアシスト
未来の自分は何も分からないという前提に立ち、すべてを記録に落とし、未来の自分の目に確実に入るリマインダーを設定する。GTDで大事なことです。
この付箋は、1ヶ月前の自分から現在の自分へ、しっかりメッセージを伝えるリマインダーの役割を果たしたわけです。将来の自分へのアシストをしてくれました。
頭の中にある気になることをすべて書き出す
リマインダーを設定するためには、そもそも「頭の中にある気になることを書き出す」ことが必要です。これには、ある1つの覚悟がなければいけません。それは、「自分はそれを記憶しているくらいの能力はある」という自己への過信を捨てる覚悟です。
この場合で言うと、「ネジの置き場所くらい憶えておけるよ」という自分の記憶力への過信をすっぱり捨てて、「ネジはプリンターの下にあるよ!」と付箋に書けることです。
それが日常的にできれば、「自分は頭の中のことを全部書き出さなければいけない」と思えるようになり、GTDが上手く回るようになります。
ちなみにこの不気味な顔の絵が気になっている方がいると思います。
わたくしがいつの頃からか書くようになったオリジナルのイラストです。
不気味なようで、ちょっと悲しげで情けなさがあります。自分自信のような気がして愛着がわき、ことあるごとに描いている落書きです。
この絵が添えてあると、より自分からのメッセージ感があって「助けられたー!」と自己満足に浸ることができています。そんな工夫もありかと思います。