ライフプランナーに信用経済での生き方とタスク管理を教わった話
「お金ではなく信用を稼ぐ」への疑念がまた少し晴れました。
キンコンの西野さんなどを引き合いに出さずとも、すぐそこに信用経済は迫っているッ!と実感したことを連ツイしました。
さらに、人生の目的達成を阻むリスクの洗い出し。一問一答でスルスル引き出される。
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年5月16日
その上でまだ調べ足りないことがあると分かると、「これが分かったら、保険が本当に必要かどうかを考えましょう」と。現状と保険の特徴だけ考えて闇雲に契約するのは小鳥遊さんのためにならないから、→
「その人の人生のために何が必要かを考えて行動していれば、稼ぎは巡り巡って入ってくる」「お客様のためになることは何かを考えて行動した結果、その方との保険契約につながることもあれば、他の方を紹介してもらえたりして、結局自分に返ってくる」→
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年5月16日
「いえ、結構です。また今度、調べたらご連絡を。どなたか紹介していただけたら嬉しいですが、お気になさらず」と言って帰っていった。信用経済の「信用持ち」がここにいた。実際、この方はそのスタンスで食っていけている。マネタイズをびっくりするくらい後ろへずらし、信用を貯めに貯めていた。→
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年5月16日
今度、このライフプランナーと飲みに行って人生相談をしたいと考えております。
— 小鳥遊5/19イベント開催 (@nasiken) 2018年5月16日
この方、生命保険会社のライフプランナーです。不動産会社の方と話をしていたときに紹介され、保険の営業マンらしからぬ雰囲気を持っていたので興味を持ち、断続的にお世話になっています。
話の流れのおよそは上記の連ツイの通りです。「お金ではなく信用を稼ぐ」を徹底して実践しています。同じ保険を売っているトップセールスマンに30分ほど話を聞いてから変わったのだそうです。「どうやったら保険を売れますか」「売ろうとするな。その前にその人の人生を考えろ」といった簡単なやりとりだったとのこと。
例えば、お客が呼べば新潟まで自費で行き、話を聞き、それだけで帰ってくる。自分じゃないなと思ったら、友人の弁護士や会計士、その他の知り合いを紹介してその人の手柄にする。ある意味リスクです。そのまま誰も保険を契約してくれなかったら、おまんまの食い上げになってしまう。
「(毎月給料をもらえる安定した)会社員だから、そういった思い切ったことができるんですね」と私が言ったところ、「いえ、私は個人事業主なんです。モロに自分の行動が跳ね返ってくるんですよハハハ!」と返答。あぜんとしました。
自分は、信用経済について自分なりに理解はしており、ある程度それに沿った行動はできているものと思っていましたが、甘かったようです。
どう考えてもお金が入る想像ができない中で、ただひたすら人と会ったり、相談に乗ったり、ときには「保険にはまだ入るときじゃありません」と言ったり。徹底して信用を稼ぎにいっているのです。そして、それが見事にマネタイズできている。
その価値観と行動を支えているのが、実はタスク管理、GTDに通じるものでした。
- 今考える人生の目的をはっきりさせてから、逆算で今の自分に必要なこと、不要なことを洗い出してやるべき行動を決めていく
- 変化が生じたら、都度ライフプランナーに相談して、また人生の棚卸をして、逆算し直す
いやぁ、GTDの「把握」「見極め」、そして「更新」の話にしか聞こえませんでしたね。失礼ながら「ちょ、まんまGTDじゃんそれ」と笑いをこらえるのに大変でした。「いい友達になれそう!」と思いました。なりたいので、今度飲みに誘いたいと本当に考えています。
目的を明確にして、そのために必要なことを逆算して具体的な自分の行動に落とし込むことは、タスク管理の講座などで偉そうに「やるんですよ!」とか私は言っています。でも、ライフプランではちゃんとやっていなかったですね。ライフプランナーにおすすめされた格安SIMの検討とか「面倒くさい」とか言って考えるの避けてきましたから。それじゃ、「タスク管理面倒そうだからやらない」と言っているのと同じですね。
ともあれ、このライフプランナーの方の舵の振り切りっぷりには感化されました。「お金ではなく信用を稼ぐ」への疑念を、また少し晴らすことができました。