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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

無事終了!第24&25回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」

本日、「自分は要領がよくない、と思い込んでいる人のための仕事術」が終わりました。

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今回もまた大盛況で終わることができました。お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。まずは言うべきことは大体言えたかなと思っております。

 

今回も、午前と午後一日2回まわしを行いました。そこで興味深い記録が取れました。両方の回、進行における各セクションがほぼ同じ時間だったのです。

 

このイベントは、まず共催者F太さんの自己紹介と導入から始まります。その時間がきっちり同じ27分でした。その後に続く、私の自己紹介と、私がタスク管理を始めるまでのお話もほぼ同じだったようです。

 

我々のこのイベント、進行表はありますが台本はありません。毎回、言うことも変わります。あらかじめ決められた内容を喋るだけだと、話し手本人が飽きてしまうので、午前と午後も別の話をしています(方向性は同じです)。

 

特に私は、F太さんに誘導されるがままに話をしている感があり、かなり好きに喋らせてもらっています。それなのに、ほぼ同じ分数で進行しているのには驚きました。

 

まずは、F太さんがファシリテーターとしてしっかりされている賜物なのでしょう。さらに、25回も回を重ねることで、ひとりでに進行の型が固まってきたというのもあるかと思います。言い換えれば「慣れ」なのかもしれません。

 

慣れは人間にとってとても大事な機能です。このイベント「自分は要領がよくない、と思い込んでいる人のための仕事術」でも、導入でF太さんが要領がよくないという「思い込み」の原因を分析していました。

 

おそらく、要領がよくないと評価される原因は次の4つに大別できます。

 

1つ目は、ほぼ時間が解決してくれるものです。F太さんと私が回数をこなした結果、ほぼ同じ進行をしているのはこの例です。

 

2つ目は飛ばして3つ目。自分の強みをしっかり認めてくれて最大限発揮できたり、弱みをカバーしてくれる環境であれば、自分の強みのウラオモテとして受け入れてもらえることがあると思います。むしろ、「私はこれができませんが何か?」といったような開き直りが功を奏したりします。

 

4つ目は、最終的には自分ではどうしようもありません。そういうものだと受け入れて、適宜薬の処方を受けたり、「〇〇療法」といった治療を受けたりと、医療のお世話になるものです。

 

最後に2つ目。ここがタスク管理の守備範囲です。GTDは「仕事をより効率よく、より精神的な負荷を軽く遂行するための考え方」と言うことができます。つまりフレームワークです。あくまで技術なので、学んで訓練して身につけることができます。

 

要領が良くないとか良いといった評価は、あくまでその環境下の他者からの評価に過ぎず、なおかつ自分のやり方次第で変えられると考えても良いかと。

 

自分はこういう特性・傾向がある、いつもこんな行動をとってしまう、という事実のみで、「だから自分はダメだ」と結論づけてしまうのはもったいない気がします。タスク管理でカバーできることがあるということを知っていただくためにも、この活動は続けていきたいと思います。