ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

配られたカードを憂うより、カードを配られてからゲームを決めろ。

近い将来、誰もが注目する人になっていると私が信じて疑わない人のひとり、鳥井弘文(@hirofumi21)さんのツイートを。

そうか!わかった!と思う人はここで読み終えてください。私の野暮な話にお付き合いいただけるのであれば、もう少し読み進めてくださいますか。

 

このツイートから私が理解したことは、題名のとおり「配られたカードを憂うより、カードを配られてからゲームを決めろ」ということです。世界は狭いようで広い。この世界は1つのゲームだけでしか勝負できないものではありません。あっちでは大富豪が、こっちでは七並べが、むこうではババ抜きが、といった具合に、そこかしこで独自のルールを持ったゲームが行われています。

 

大富豪のゲームのテーブルにいて「あー、自分は6と8ばかりだなぁ。。。」と悲嘆に暮れている。隣の人が鼻息荒く2やクイーン、キングなどのカードをバンバン切る。大富豪のルールなら、隣の人に勝てません。


しかし、自分の手持ちカードがわかった瞬間に七並べに変えられるなら最強ですよね。カードを配られた瞬間に「ねぇ、別のゲームしない?」と冗談を言った経験は誰しもあったはず。それをしてしまう、というのです。


では、6や8のカードは、何にあたるか。

 

私の経験からお話をします。


曖昧な表現では理解ができないので、具体的に言ってもらう


私は、この特徴が少なからずあります。仕事上で「あれ」とか「いい感じに」とか「なるはや」とか言われたら、必ず「あれって●●のことですね」「いい感じって言うと、具体的にどんな感じでしょうか」「なるはや、、、では明後日で良いですか?」と具体的に理解できるよう聞き返します。


相手にとっては、ある意味面倒な奴です。しかし、考え方によっては正確に仕事を把握して進めてくれると評価されます。「曖昧表現分からないカード」の強さの逆転が発生します。

 

私にとっては、「曖昧な表現の中に真意を見つけ出して仕事を進めていくゲーム」から「具体的な表現で確実に仕事を進めていくゲーム」に変えたことになります。なぜなら、手持ちのカードのうち「曖昧表現分からないカード」が前者では不利に、後者では有利に働くからです。

 

つまり、自分の長所短所を把握して、その長短はそのままに生かしていけるような処世術を身につけようということが上記ツイートで鳥井さんが伝えたかったことだと私は理解しました。

 

特に私のような特徴をお持ちの方は、「曖昧表現分からないカード」と「タスク管理使えますカード」がペアになると、かなり優位にゲームを進めることができます。より正確、スピーディに、なおかつ精神的な安心・安全を手に入れやすいからです。

 

そして、タスク管理使えますカードは、実は皆持っています。その気になれば、手持ちカードとしてめざましい働きをしてくれます。

 

また、タスク管理使えますカードは、「忘れっぽいカード」「段取り・見通しをつけるのが苦手カード」などとペアになっても威力を発揮します。

 

配られた手持ちカードを把握して、どのゲームに乗るのかを決め、実は持っているタスク管理カードと組み合わせて、より優位にゲームを進めていければ、道は拓けるのではないかと思います。