苦境に立たされたとき、大きな山が目の前に立ちはだかったとき。乗り越える力を授けてくれるもの。
こんなツイートを突発的にしました。
小林やばこさん@yabaco_ のこのノートが、まんまタスク管理手法"GTD"の考え方に沿っていて胸熱。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2018年7月30日
「依存関係」という言葉はタスク管理界隈にとっては目新しい。優先順位付けルールの1つですね。この考え方は大事!
https://t.co/DnZFu6wOED
信頼できる方からの勧め
フリーのコミュニティーマネージャー、コミュニティープランナー、ライターをされている長田涼さん(@SsfRn )と飲んだときに、フォローすることを勧めていただいた小林やばこさんのnoteです。
私が大好きなタスク管理の分野に共通する(というか、そのままタスク管理の)話題で、とても良い内容でしたので、私のフォロワーの皆さまへシェアしました。
問題に真正面から向かう姿勢
やばこさんは、途方にくれるほど大きな課題に取り組んでいるそうで、その方法論を書いています。
問題はやっぱり苦境に立たされたとき、上手く結果が出ないとき、大きな山が目の前に立ちはだかったとき、どうするか。
(中略)その具体的なやり方を今の自分への整理の意味を込めて、置いておこうと思う。
「具体的なやり方」というアプローチ、いいですねー。精神論、根性論に偏らない、課題を現実的な自分ごととして捉える勇気。タスク管理はこの勇気を助けてくれるものです。
「把握」「見極め」
GTDの5つのフローのうち、「把握」「見極め」「整理」「選択」がきちんと実践されています。
- 1. 苦境をつぶさに観察して課題を全部書き出す
- 2. 課題をやばい順(or 伸びしろ順)に並べる
- 3. 解決しうる行動 and 依存関係を考える
- 4. 一つの課題における行動が多すぎて頭を抱えたら、課題が大きすぎる証拠なので1に戻って課題を小さく分解する
- 5. その行動は自分一人できるのか、できなければちゃんと説明して頼る
- 6. やる
「把握」フロー
1.です。課題を書き出すことは、自分の抱えている不安を外在化して、相対する覚悟を決めることができます。
「見極め」フロー
4.です。前提として、その課題の目的を明らかにすることが必要ですが、その後、目的を達成するのに必要な「具体的な行動」へ落とし込むために、課題を小さく分解します。
「整理」フロー
2.と3.と5.です。主に優先順位を付ける目的で行うものと考えられます。
タスク管理イベントを行っていてよくいただくご質問に「優先順位はどうやって付ければ良いのでしょうか?」というものがあります。基準は色々なので、画一的な公式は無いので、スパッと答えられないのが正直もどかしいのです。
その基準の1つとして「依存関係」が挙げられています。これは、複数の課題について、課題Aが完了しないと課題Bに着手できないという関係にあるものだと私は理解しました。
優先順位付けの基準は色々あると書きました。締切の早さ、課題の難しさ(分解した手数の多さ)、重要度などなど……。その1つとして、依存関係もまた大きな基準になりますね。新たな発見をすることができました。
「選択」フロー
GTDの「選択」フロー、改訂前は「実行」と言っていました。ということで6.がそれにあたります。
最後に
noteを読み「これはタスク管理だ!」と盛り上がって一気呵成に書きました。その内側にあるものは、目の前の大きな山を乗り越えてやろうという信念。タスク管理は、その方法論がフォーカスされ過ぎている傾向があり、象牙の塔に引きこもりがちな世界のものになってしまっていると感じます。
もっと外に出て、目の前の具体的現実的な山を越えるためのパワーを、タスク管理は秘めていると思います。
具体的なやり方はどうであれ、共通し共感するものがある。そのように感じました。