発達障害の凸凹特性を、シゴトへなめらかに接続する。
こんなツイートをしてみました。
社会で生きるにあたって、いろんな仕事の形があるし、仕事をしないという選択もある。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2018年8月2日
仕事は丸腰で取り組む必要はなくて、苦手なら人やモノに頼ればいい。
特に2番目。楽になる人はかなりいるはず。
タスク管理という手法、#タスクペディア などのタスク管理ツールの存在に気が付いて欲しい。
考えてみれば、気が付いて欲しい人はこのツイートを読んでいない可能性が高いのですけどね。
なめらかな接続
「なめらかな」という言葉の使い方は完全に家入一真さんの本の影響です。

なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
- 作者: 家入一真
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: Kindle版
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既存の関係性を壊さず、自然に浸透して機能する感じを込めて「なめらかな接続」としました。
発達障害の凸凹は、ほぼ先天的なので除去するものではありません。その凸凹のカタチそのままに社会でやっていくしかないと思っています。
社会でやっていく手段として最も一般的なのは、仕事をすることです。ところが、この凸凹は仕事をするのに向いていない場合が多いのが困りもの。
私の場合は「抜け漏れ」「忘れ」「段取りが苦手」という特性と、それを極度にクヨクヨして自分を責めるという傾向があります。この特性と傾向のまま会社勤め人として仕事を始めるとどうなるか。
……多くを説明するまでもなく、うまくいきませんでした。
私の凸凹と仕事とをなめらかに接続してくれる何かが必要だったわけです。
人やモノに頼る
結果的には、周囲の人だったり、タスク管理ツールがその役割を果たしました。そのおかげで、勤め人としての信頼は周囲からいただいていると自負できるようになりました。
タスク管理が適切な形でうまく機能すると、びっくりするくらい仕事がうまくまわり始めます。まるで私自身がスキルフルになったと見えるようです。
それを褒めていただいた際には「いや、私はダメダメで、やり方を工夫しているだけなんです」と返しています。それも謙遜に聞こえるようです。美しき誤解です。
頼ることをがんばろう
「頼ればいいんだ!」とお思いでしょう。しかし、この頼るのは2つの意味で難しいです。
- 頼る自分を許せるか
- 頼るという作業を続けられるか
プライドを捨てられるかどうか、根気よく続けられるか、です。
特に2つ目。私の実践している例で具体的にいうと、タスク管理ツールの更新を続ける努力が必要だということです。これ、結構面倒くさいので大変です。でもそこは、頑張るしかないということになります。
最後に
いずれにしろ、なんらかの努力、頑張ることは必要になります。トンチンカンな方向に頑張ってしまうか、上手に頼る方向で頑張るかの違いだけです。
労力を費やすなら、上手に頼って(いい意味で)楽をして、余裕ある生活ができた方がいいですね。