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「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

タスク管理によって自分の価値を高める方法

毎年夏に行われる、タスク管理好きのためのイベントTaskFreaks!!主催のイド♂さんのツイートを。

 

「もっとぶっ飛ぶ」って、なんだろう?

もっとぶっ飛ばないと。この言葉の意味するところは何かを自分なりに考えてみました。ツイートを後ろから読んでいくと、人と違う自分軸を持つことがぶっ飛ぶ要因となります。自分軸はその人のタスク管理に色濃く反映されるので逆にタスク管理の方法を変えることで自分軸を変えていく、と。

 

つまりは、自分ならではのタスク管理方法を確立すれば、人と違う自分軸を持つことができ、ぶっ飛ぶことができるということだと考えました。

 

人と違う自分軸を持つためのタスク管理

人と違う自分軸を持てるタスク管理方法とは何か。GTDでいうと「把握」「見極め」の2つに、その鍵があると思われます。

 

把握での差別化

どんなことを「タスク」として把握するか。これがまずは差別化の第一歩です。人がタスクだと考えないものをタスクとして切り出し実行します。

 

道端に花が咲いていたとします。その花を「ああ、花が咲いている」とだけ考えて通り過ぎれば、それで終わりです。「この花を摘んでコレクションにしよう」と考えて「花を摘む」というタスクとして切り出せば差別化となります。

 

目の前の事象から、人がタスクだと思わない事物をタスクにすることが、把握フローでの差別化の一例です。

 

他にも、信じられないくらいタスクを拾うとか、難しそうなタスクばかり把握する、といった形で差別化をすることも可能かと。

 

見極めでの差別化

先の例で言うと、「花を摘んでコレクションに入れる」という目的を設定することがすでに自分ならではの行動です。さらに、コレクションとして花を入れて採集日時と場所を記録するのであれば、摘んだ花の状態と場所と日時の相関関係が分かるデータが収集でき、より自分ならではの度合いが高まります。ただ単に摘んだ花を箱に入れるという行動のみではなく、さらに「最終場所を記録」「採集日時を記録」という細かい手順も設定することになります。

 

結果、見極めにおけるタスクの分解で、他の人は行わない行動を設定し、差別化を図ることができます。

 

タスク管理”GTD”の「把握」と「見極め」。この2つのフローで、他者とは違う自分軸を確立していくことができるというわけです。

 

最後に

そんなことよく聞く話じゃないかと思ったりもします。しかし、「普通ならこんなことはしないが、やってみよう」「もうひと手間、別の行動を入れてみよう」と考えることは、案外自分の頭の中だけではすぐに消えるような気がします。

 

目的を明確にして手順に落とし込むという一連のことをわざわざ書き出すことで、より「人とは違う自分の行動」を意識することができ、自分ならではの軸を作ることができるのではないでしょうか。

 

なお、人と違う自分軸を持つことは「希少性」と言い換えることができます。希少性は価値とイコールです。つまり、タスク管理のやり方を考えることは、自分の価値を高めることにつながるのですね。