ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

GTD5つのステップに関する疑問が解消した話

GTDの5つのステップの順番にずっと前から疑問を持っていました。先日、GTDjapanのマスタートレーナーによる研修を受けた際に質問してようやく分かりました。

 

GTD5つのステップとは

念のためですが、GTD5つのステップについて簡単に説明します。

 

把握

頭の中の気になることを書き出す。


見極め

書き出した気になることについて「望むべき結果(目的)」と「次に取るべき具体的な行動」を明確にする。


整理

見極めた「やるべきこと」のうち、2分以内に完了するもの以外を次のリストに振り分ける。

  • 次に取るべき行動リスト
  • プロジェクト(複数の行動によって構成されるもの)リスト
  • 相手の対応待ちリスト
  • カレンダー
  • いつかやる/やりたいリスト
  • 資料
  • ゴミ箱

更新

各リストを最新の状態にする。


選択

2分以内に完了するもの、リストにあるものの中から、今やるべき行動を選んで実行する。

 

およそこれがGTD5つのステップです。

 

疑問点

把握して見極めて整理したら、すでにその時点で最新の状態になっているので、その次は更新ではなく選択ではないか、ということが疑問でした。

 

一時はこの順番に合わせるために「整理までは頭の中でやって、更新ステップになって初めて紙やデジタルツールに入力する」といった解釈をひねくり出したこともありました(これは間違いです)。

 

GTDマスタートレーナーの答え

各ステップの順番は、時系列順ではない」とのことでした。あえて時系列で並べるとすれば、冒頭に引用したツイートの通り、

  1. 把握
  2. 見極め
  3. 整理
  4. 選択
  5. 更新

という順でした。

 

最後に

分かってみれば当たり前の話ですが、まだまだ日本にはGTDは浸透していないので、このような疑問に明快な回答を得られることが大変ありがたかったです。GTD研修に参加してよかったと思いました。