「レバレッジを効かせられる人」の本質
レバレッジを効かせるという言葉の定義が曖昧なまま使っている場面が多い気がしております。
例えば、「自分にレバレッジを効かせる人」を私なりに曖昧さを排して表現するとこんな感じです。
「成長する人」の印象。ちょっと無理かもしれないなーと思うタスクも即行動に移す人。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年3月31日
即座にそのタスクの目的を捉えて、あっという間に「これならやれる」という小ささまでタスクを分解できるから、即行動ができるのではないかと。
自分を錯覚させる
「レバレッジを効かせる」という言葉について私なりに考えたのが上のツイートです。自分にレバレッジを効かせられる人の特徴と、効かせられる理由を書きました。
大きな「できない」を小さな「やれるかも」に分解して、目の前の「やれるかも」だけに取り組むようにする。するといつのまにか「できない」がクリアできている。実体がどうであれ、自分にとって見た目がどうなのかが問題なのです。
レバレッジを効かせられる人は、伸びしろの存在を自分に信じ込ませられる人だと思います。つまり、自分はできると錯覚させた者勝ちということです。
タスク管理は、自分を錯覚させる手段
自分はやれると錯覚するためには、何が必要か。理想は「一歩一歩進めていたら、いつのまにか山の頂上に着いていた」です。
やるべきタスクを小さなサブタスクに分解すると、目の前にある一つ一つのサブタスクだけを終わらせていけばよく、その繰り返しを続けていればいつしかタスクが完了して山の頂を制覇できます。
タスクの分解は、目の前を「できる」で埋め尽くしてくれるので、タスクの実体は変わらないのに「自分、やれるんじゃないか?」と思えるようになります。こうして、タスク管理は自分を錯覚させてくれ、山頂まで連れていってくれるのです。
最後に
自分にレバレッジを効かせることの本質は、自分にとっては少しレベルの高い課題を設定し、その課題を解決するための簡単なプロセスに分解して、課題解決に自分を導くことではないかと私は思います。
それを具体的にイメージしやすいよう可視化してくれるのがタスク管理、そしてタスク管理ツールです。
「レバレッジを効かせる」というと曖昧な気がしますが、このように考えると、より具体的にイメージしやすくなるのではないでしょうか。