伝えること、伝えられることの大事さを学んだ、都内某私立大学での講演
こちらの講演が無事終わりました。
チーム・タスクペディアが圧倒的熱量で大学に乗り込みますよー!#タスクペディア
— 小鳥遊@7/20イベント (@nasiken) 2019年6月6日
「とりあえず、全員まとめて抱きしめてあげたいですね」。本日、都内某大学で講演! - ForGetting Things Donehttps://t.co/UdZq0Vr8Hp
一緒にやったチーム・タスクペディアの方々もこのような感想を書いています。
昨日は都内某私立大学にて
— りんだ@コミュニケーション研究家 (@shabelinda315) 2019年6月8日
チームタスクペディアの講演!
私は後半のタスク管理ワークで
ファシリテーションを担当💡
「新しいビジネスプランを発表する」
という何とも大学生らしいテーマで
タスク分解を体験してもらいました。
学生さん方の吸収率の高さに
終始、驚きの連続…#タスクペディア pic.twitter.com/xeYOE1zxlv
昨日は某大学の講演でした。
— 摺り足の加藤@タスク管理電気ブロガー (@suriashinokato) 2019年6月8日
学生の皆さんの意欲の高さに驚くと同時に、困ってる部分に寄り添えるようもっと自身のタスク管理のレベルを上げていきたいと感じた一日でした。
また、やることが多様な大学生に対し、タスク管理のやり方を広める意義は深いのだと実感しました。 https://t.co/nrUh3DHby1
この機会を与えていただいた、都内某私立大学の教授と、当日参加いただいた学生さんたちに厚く感謝御礼申し上げます。
学生さんを相手に話すということ
企画準備段階では、私が今までイベントや就労移行支援事業所で話してきたようにはいかないな、という難しさを感じていました。
今までは、社会人経験のある方、それなりに紆余曲折の経験のある方が、今までの私の話す対象でした。そこでは、挫折からの復活という構図がすんなりと共感をもって受け入れられます。
しかし、学生さん相手に仕事上の失敗あるあるを話しても分からないことが多いのです。中にはインターンの経験がある方もいるかと思いますが、多くは「そうそう!私も!」と共感をもって聞くのは難しいものだと思います。
学生さんには学生さんなりの悩みがあり、それと私が普段話している生きづらさの事例とは違うものであることが多いということは、話す方としては強く意識したいところでした。
共感を得るためには
そこで私たちが採った方法は、まずは学生の皆さんの抱える「先送り・マルチタスクで困った経験」などをあらかじめアンケートして、事例を知っておくというものでした。常日頃、学生と触れ合っている担当教授のアドバイスによるもので、これには助けられました。
実際、そのアンケート回答に「あるある」と私たちの方から共感でき、その共感をベースとしてタスク管理で対策をするにはどうしたら良いかを話すことができました。
私は「(我々の)タスク管理の話をより共感を得るように話すにはどうしたら良いか」とうんうん唸ってました。しかし、何のことはない、まずはこちらから相手に共感して一緒に考えていく姿勢が大切なのだなと思いました。
ただ当日やってきて終わりではなく、準備段階からすでにコミュニケーションは開始しているとも言えますか。
特に悩んでいること、問題意識を持っていることを「分かる……分かるよ!」と共有することは、いざ当日話す段になって、話す側と聞く側の壁を取り払ってくれた気がしました。
こちらの講演、学生さんたちの感想が詰まった感謝状が届きました。めちゃくちゃ嬉しいものですね!
— 小鳥遊@7/20イベント (@nasiken) 2019年6月9日
学生さんを相手に自分たちの経験や知識を伝えるのはとても難しいものです。
ただ、相手のことをしっかり考えれば伝わるものなんだなと、じんわり嬉しさと感動が湧いてきています。#タスクペディア https://t.co/KSFozc9yKz
学生さんたちの意欲・意識の高さ!
当日は、先に挙げた加藤さん、りんださんのツイート同様、私も学生さんたちの意欲・意識の高さに脱帽しました。
聞くところによると、私たちが学生さんたちにどうやったら伝わるか考えている一方、学生さんたちは「どうすれば講師が気持ちよく講座ができるか」と考えて準備をして当日を迎えたそうです。自分の学生生活を振り返ってそんな誠意ある対応ができていたかと考えると、とてもじゃないですができていなかったと思います。
また、講演が当初の予定よりも長丁場になったにも関わらず、皆さん非常に真摯・真面目に取り組んでくれました。今回の学生さんたちの「講師が気持ちよく講座ができる工夫」として私が一番感じたのは、とにかく集中して聴いてくれて、リアクションをしてくれて、ワークも積極的に取り組んでくれたことです。これほど講師冥利に尽きることはありません。
そのおかげか、「もっとこの話はしておきたい」という内容がどんどん講師側から出てきて、想定した時間を超えてしまいました……。用があって途中で退出された学生さんには、申し訳ないなと思っています。
追加質問・要望に対して
こちらの記事、当日参加された学生さんたちが読んでくれるとのことで、せっかくですので事後いただいた追加質問や要望にお答えしたいと思います。
今後タスクペディアをアプリ化する予定はありますか
アプリ化したいと思っています。チームメンバーが一からアプリ化の技術を習得して開発しようとしていますのですぐにではありませんが、気長にお待ちいただければと思います。
1つの目標に向かってやるべきことが分からないときはどうすれば良いのでしょうか。
まずは次に取るべき具体的な行動(ネクストアクション)を、「ええっ?こんな小さく?」と思うくらいのスモールステップを踏んでみると良いと思います。
目標から逆算してアクションを決めていくのも手ですが、目標を見据えつつ今できることを積み重ねていくのもありです。
タスクペディアの機能でサブタスクの並べ替え機能があるともっと便利になると思いました。
すでにあります!スマホなら、サブタスク左端の横線三本のアイコンを押しながら上下に動かしてください。パソコンなら同じアイコンを左クリックしながら上下に動かしてください。
ワークショップをもっと早い段階で行い、実用性を早く学生に伝えるのも良い手段なのではないかと思いました。
ありがとうございます!私もそう思います!大学関係者の方!誰かー!
実践する時間がもう少しあったらいいなと思いました。講義で使い方をマスターできれば、その日から使えるようになり、効果的だと思いました。
ああ……喋りすぎた私の責任でございます……。また機会があればそのようにしたいと思います…。
最後に
タスク管理は、その言葉の響きから敬遠されがちだと私は感じています。そこから生じる温度差やギャップをどう埋めるかが、今回のような場では特に必要かなと思います。
「タスク管理」という言葉は使いつつも相手に自分ごととして感じてもらえるような「伝え方」と、相手の考えていることや言うことにじっくり耳を傾けてより相手から内容を引き出す「伝えられ方」の大事さを強く感じました。
それにしても、当日参加してくれた学生さんたち、本当にいい意味で若者らしくて、それに触れられただけでも(その他の配慮や工夫ももちろん!)講演をして良かったと思いました。
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