ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

就労支援事業所で、タスク管理を文化にする。

先週、こんなツイートをしました。

 

毎週金曜日、障害者就労移行支援事業所のEXP立川で講座を受け持っています。障害者就労移行支援事業所とは、障害当事者が仕事に就くためのトレーニングをする場所です。

 

EXP立川は、精神障害発達障害当事者の方々が対象です。そこでなぜ私が講座を持っているのか。発達障害当事者のである私がなぜ?

 

それは、発達障害当事者であり一般就労で継続して仕事をできているからこそ、講座を持てているのだと思います。当事者が仕事の工夫によって一般就労で働けているというノウハウや姿勢などを、利用者の方々にお伝えしています。

 

その仕事の工夫・ノウハウは、一般に言われるタスク管理そのものです。私の持つ以下の発達障害特性をカバーするやり方です。

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その具体的な講座(のうちの1つ)の内容が上にあげたツイートです。

 

そして、講座をやった感想がこちらです。

 

丸一日かけて講座をしているので身体はヘトヘトになりますが、精神的には大変充足されます。

 

そして、これは予想外のことだったのですが、私が講座を受け持ち始めた当時の利用者さんからガラリと入れ替わっているはずなのに、毎回最初から教える必要はなく、タスク管理についての知識や経験値が全体的に上がっているのです。

 

教え始めた最初は「タスク」と言うだけで雰囲気がざわっとしたものですが、今はタスク管理、具体的にはその手法の1つであるGTDの説明を利用者さんに振って、ちゃんと説明できるまでになりました。

 

別に、新旧の利用者さん同士で引き継ぎがされているわけではないので、これはもうEXP立川独自の文化と言っても過言ではないと思います。

 

「EXP立川の卒業生、マジ仕事の進め方を知っててヤバい!」と言われるくらいまで、タスク管理という仕事の進め方の基本を教え続けていきたいと思います。

 

それが、障害者雇用合同面接会での求人があまりにも自分の描いていた未来とかけ離れていて立ち尽くすしかなかった過去の自分への最大のエールになるからです。

 

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