タスク管理で気遣いができる人になる。
こちらの講座をしているときに、質問を受けました。
本日は、障害者就労移行支援事業所EXP立川@exp_ship で「アドリブ不要のコミュニケーション術」講座を行います。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年10月10日
・タスク管理のキホン
・タスクペディア操作方法
・喋り出しの公式とPREP法#タスクペディア 操作を通して、仕事上のコミュニケーション方法を身に付けます。https://t.co/mnhbtaxzlv
「気遣いができるようになるには、どうしたら良いですか?」
タスクの分解を私がみんなの前でデモンストレーションしたときに、最初は気づかなかったサブタスクを入れてみせたときに思ったのだとのこと。
それに対してなんと答えたか、みなさんだったらどうしますか?
私は、開口一番「気遣いができるようになる方法は知りません」という旨をお答えしました。気遣いができる人は想像力を駆使して色々な角度から1つのものを見ます。その想像力を鍛えて上げる方法を知りません。
「その代わりに、想像力を働かせる余地を生むやり方はあります」と私は続けました。
私の経験からなので、だれでも再現性があるかは分からないことを前置きした上で、
タスク管理メソッド"GTD"の把握、そして見極めと整理ステップを実践することで、頭の中に居座り続ける気になることをなくす。
そうすると、普段より色々なことに気が向くようになり、結果的に気の利いた行動ができるようになった。
だから、まずは自分の頭の中を占拠している気がかりなことを全部書き出すところからやってみると、もしかしたら気遣いができるようになるかもしれない。
このように説明しました。
私自身、以前職場では気遣いができないと言われていました。「こうやれば良い」という例を説明されればなるほどと思うのです。しかし、別のシーンで応用ができないので、結局気遣いができないままでした。
それが、自分でも分かるくらい色々と気がつく(自分比ですが)ようになったのは、タスク管理で頭の中の気になることを外に出して脳内メモリを空けた結果、「気遣い」のためにメモリを使えるようになったからだと思っています。
気遣い自体のメカニズムは分かりませんが、そのために頭をスッキリさせる方法として、タスク管理は有効なのだなと、あらためて思いました。
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