駆け引きによらずに、タスクの締切を決める方法。
こんなツイートをしました。
【勝手に質疑応答_020】
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年10月30日
作業速度が遅いので余裕を持った期限を設定すると、上司から期限を縮められ、いつも期限に追われるような気持ちで作業をするようで辛いです。
↓
作業速度というか、タスクを完了するまでにかかる時間を短くしたいのですよね。#jyys #jyys_reshttps://t.co/9PfZOFVvKM
さらに、自分の作業の進め方を一回上司の方に見てもらってアドバイスしてもらうのもアリかと。改善策をもらうのも目的ですが、巻き込むことで上司に自分ごととして捉えてもらえるかもしれません。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年10月30日
これ、よくあることですねとコメントをいただきました。
これ、きっとよくある話だと思う。「もっとスピードアップできるはず」とかなんとか。 https://t.co/jVhy08MZFH
— 枚岡治子 「会話のきっかけレシピ」発売中! (@takibicooking) 2019年10月30日
冒頭のツイートでは、「もっと早くできるのではないか」といってくる上司の意を汲んで、もっと早く仕事が進められるにはどうしたら良いかを書きました。
それとは別のアプローチもあると思っています。それは、お互いの「このくらいのスピードでやって欲しい/やりたい」を無視して、タスクそのものの締切を確認するというものです。
たとえば、先月の社員の労働時間を部署別で集計して欲しいと依頼があって「もっと早くできるのでは」と上司から言われたとします。
「そうですねぇ……あのー、これはどこかで報告したり、提出したりしますか?」
と聞きます。上司からは、
「来週木曜日の経営会議で報告しなきゃいけないんだよね」
と言われたら、もうそれは締切のヒントをもらったようなものです。
「承知しました。では、水曜日、うーん、少し余裕を見て火曜日中には完成するように進めますね」
と答えたら、上司にとってみればそれ以上早くする理由がないので、それで締切は確定です。
こんな風に、そのタスクは何につながっているのかを知ることでおのずと締切が決められることがあります。
お互いの思惑の駆け引きを避ける方法としてお勧めです。
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