自他共に認める整理下手な私が、整理という章を執筆している話。
「要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術本」の執筆も佳境に入っています。
……とか言っておきながら、「佳境」って何だろうと思い調べてみたら「素晴らしいところ」「興味深いところ」「景色の良いところ」とありました。うーん、ちょっと違います。正念場ですかね。ここぞという大事な場面のことをいうのだそうです。
なぜ大事なのか。それは、一番苦手な箇所だからです。
今書いている本は、嘘偽りなく私の体験がベースになっています。章立てには、
- 段取りのしかた
- 優先順位のつけ方
- 先送り対策
といった、タスク管理マニアには垂涎ものの論点が並んでおります(他にもあります)。
今さしかかっている章は、
整理、片付け
です。私のことをよく知っている人は、ここ爆笑ポイントです。タカナシお前が整理や片付けのことを語るか?と。自分でもそう思います。整理や片付けができる人になったわけではないのです。
ところが、タスク管理で仕事タスクの整理をしだした途端に机の上から物が減り、会社での整理整頓ができるようになりました。
これは自慢のつもりで書いてはいません。タスク管理で情報を整理できると、それらの情報に紐付いた物も整理されるようになったという実例なのです。自分以外でも同様の結果が出ることもあるのではないかと思っています。
そんな自分だからこそ書けることがあるのではないかと思っています。できないならできないなりの整理整頓法のような。
「そんなの誰でもやってるよ」と言われたらスゴスゴと引き下がるしかありませんが、むしろ私のような「整理」とか「片付け」とかに虫酸が走ってしまうタイプの方にこそ届けたい内容を今書いています(そうなるように頑張ってます)。
それにしても、本当に本の執筆って孤独な戦いだと実感しています。編集の宮崎さん、共著のF太さんの存在がなければ、きっと心が折れていたことでしょう。
自分の書いている内容は果たして求められているのか。
商業出版に載るコンテンツとして価値があるのか。
意味が通りにくいレベルの低い文章になっていやしないか。
そう考えだすとキリがありません!その不安と戦いつつ文章を綴るのってめっちゃ大変です。でも、私には幸運にも一緒に走ってくれる人たちがたくさんいます。たから、なんとか頑張ろうという気持ちになります。ありがたい。ありがたい。
閑話休題。
そんな整理整頓が超絶苦手な私が書くからこそ価値があると思ってやっています。本当は整理整頓が得意じゃないのに、タスク管理を実践するだけで自然と整理できるようになったこととか、「なんだ、そんなことじぶんでもできそうだ」と思ってくれるような、割と低いスタート地点から始められるような内容にしていきます。
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