言語化スキルは、タスク管理で鍛えられる。
約2週間に1回、チーム・タスクペディアの1人であるりんださんとラジオをやっています。もう14回になるんですね。
講義14 仕事は言語化できなきゃ意味がない!〜公開講義ラジオ「 #タスクペディアの始め方 」〜
— りんだ@朝活コミュニケーター (@shabelinda31) 2019年12月19日
今日のタスク分解は「ふるさと納税のワンストップ特例制度の手続きをする」という重めタスク…しかしだれでも出来る!というレベルまで分解しましたよ✨https://t.co/qt4cuauUsu#タスクペディア pic.twitter.com/imLU2Q9QCV
お聴きいただいた方、ありがとうございます。まだの方は是非聞いてみてください。
毎回テーマを決めて、それに沿ったタスクペディアへのタスク登録実演と、テーマに関するトークをしています。今回は「仕事は言語化できなきゃ意味がない!」です。
この一言、とても大事です。言語化しないままに仕事をしていくと、どこかで理解の違いが発生してミス、そしてクレームにつながりかねません。あ・うんの呼吸は長い間同じ作業を続けているからこそできます。私はオマケみたいなものと考えています。
ラジオでも強調しましたが、言語化は鍛えられるスキルだと思います。タスク管理を習慣化していると、「それはあなただからできるのでは?」と言われやすいんじゃないかと思います(タスク管理マニアの方々はご共感いただけるかと)。
もちろん程度の差はありますが、基本的に運動と同じようなもので、タスク管理に必要な言語化スキルは、繰り返しやれば鍛えられます。
頭の中に漠然と浮かんでくることに言葉を当てがう。これが言語化だと考えています。元から得意な人はいます。でも、多かれ少なかれ、スタート地点が違ったり、スキルの上達に時間がかかる人もいます。でも、基本的にはやればできるものだと実感しています。
「実感」と書きました。私には、それを目の当たりにした経験があるのです。私が毎週プログラムを受け持っているEXP立川という就労移行支援事業所の利用者さんがそれを実現しているのです。
利用者さんはそれぞれ多様で、色々な背景と特性をお持ちです。ある利用者さん、タスク管理のことはまったく知りませんでした。そして、頭に浮かぶが言葉に落とし込むのが難しいという方でした。
それでもEXP立川のタスク管理のプログラムに数ヶ月参加し、明らかに変わりました。
- タスク管理メソッド"GTD"の5つのステップとその意味をほとんどそらで言えるようになった。
- 当初タスクの分解が1〜2個しかできなかったのが、7〜8個まで細かく順を追ってすることができるようになった。
- 分解されたタスクで、「仕事のボール」の移動を意識した相手とのやりとりが表現できるようになった。
すごいことだと思います。「この方ができたからみんなできるでしょう?」とは思いませんが、少なくともこの事実があるのです。
ラジオではこのテーマでまた違う話をしているので、よろしければお聴きください。
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