マニアの視点、ノーマルの視点。
私はこのブログ記事に共通する流れを「青汁理論」と呼んでいます。青汁のCMは、どんな展開になっても必ず青汁の効能を謳って終わります。私のこのブログも「だからタスク管理ってすごいですよね」という流れであることが大半です。だってしょうがないじゃないか(あのドラマのあの人的な)
現在執筆中の「要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」(仮だがほぼこの名前でいく予定)の原稿にも、その思考が大いに影響しています。
執筆中、自分の中のタスク管理マニアが顔を出して「だからタスク管理すげぇんだ!(ドヤァ)」という論旨にしてしまい、やんわりと編集者さんに直されるという様式美を繰り返しております。
— 小鳥遊 (@nasiken) 2019年12月20日
私はなんでもタスク管理の話題に収束しがちです。だから、私の意の赴くがままに書いてしまうと「なんだ、結局言っていること全部同じやないけ!」となってしまうのですね。なぜ関西弁風なのかは私も分かりません。強いて言うなら筆が滑りました。
そこで、サンクチュアリ出版の担当編集者の宮崎さんが「ここのタスク管理についての部分、必要でしょうか」や「これだと『タスク管理が良い』というだけの結論になってしまいます」とコメントを付けてくれて、軌道修正してくれるのです。本当にありがたい。
このブログを読んでいただいている奇特・酔狂な方は「タスク管理すげぇ」でご満足いただけるのかもしれません。ただ、ちゃんと印刷して書店に並ぶ書籍として世に出す内容としては、それではいけないのですね。
「だからタスク管理はマジ神」ではなく「だから、書き出すことで記憶違いや忘れることのリスクを減らすことができるのです」という、きちんとした説明をする必要があるのです。仮にタスク管理が世の常識になっているのであれば別ですが、タスク管理という言葉自体あまり世に広まっていない、あるいは「知っているけどその実体を知らない人がほとんど」なのです。
このブログを長く読んでいらっしゃる方はお分かりかもしれませんが、私は今度の本でタスク管理やGTDなどの用語をできるだけ使わないようにしています。そうやって敷居を低くし、結果的にタスク管理の本質が誰にでも習得できるような内容にしたいと思っています。
実質的にはタスク管理マニアも満足する内容。そうでない人たちにも、分かりやすく親しみやすい内容。そんなものにしたいと思って、毎日頭をひねって執筆しております。
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