ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

「時間がない」のは、「捨てられない」から。

個人的にも存じ上げているお二方のやり取りから考えたことを。

 

「自分で責任を取る」と「なんでも自分のせいにする」の違いは何か?

 

私は、「①これはやる」「②これはやらない」を判断しているかどうかだと考えました。

 

「自分で責任をとる」は、①と②を分けています。「なんでも自分のせいにする」は、全部①にしてしまいます。できればいいのですが、できずにあぶれるであろうタスク、やってあげれば良かったと思い込むタスクを②にできないのです。

 

全部やりきれないので、本来であれば「やらない」か「先送りをする」のどちらかを選ばなければいけないのに、「はい!やります」と答えてしまう。

 

難しいのは、この態度は誠実そのものなんですよね。一時的には喜ばれます。ただ、結局時間がなくて「できませんでした」となり、その誠実さが仇となってしまいます。もったいないことです。

 

今は膨大なタスクがリアルタイムでポンポン飛び込んでくる場合が多いので、②を選択できるスキルがとても重要だと私は感じます。「やらない」か「先送りをする」か。

 

冒頭のやり取りには、続きがあります。

 

自分の身の丈を知る。これに集約されるなと思いました。

 

 

1日の予定を立てることが、まずは自分の身の丈を知る第一歩だと思います。測定しづらい「体力」や「精神力」「気力」「根性」ではなく、測定しやすい「時間」を尺度に、自分が一定時間内にどれだけのことができるかを知る

 

「時間がない」と悩んでいる人は、「②これはやらない(先送り含む)」ができるとその悩みを解消できることが多いです。