ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

遅ればせながら、校了のご報告。

遅ればせながら、校了のご報告です。

 

校了は3月13日の金曜日でした。

 

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「お疲れ様でした!」「大変でしたね」などいたわりの言葉をかけてくださるのですが、

 

いやーーーーー、本づくり、すごく楽しかったです!!

 

楽しかったので、つらかったとか、大変だったとかはあまり感じずにここまでくることができました。

 

編集者と著者

本を作るといっても、さまざまなやり方があるそうです。著者と編集者の関係だけで考えてみても、例えばこんな。

 

  1. 著者の書く原稿は絶対。編集者は原稿を1文字たりとも修正してはならず、印刷に回すだけ。
  2. 執筆作業をライターに丸投げ。出来上がった原稿を著者がチェックして修正。
  3. 編集者が書き、著者がチェックして修正
  4. 著者が執筆し、編集者が修正して著者にフィードバック。

 

我々は4.でした。具体的には、こんな感じでした。

 

  • GoogleDocumentで原稿を共有
  • 相談ごとはSlack
  • 直接話したいことは対面かzoom(週次)

 

共著ということもあり、著者2人の考えがバラバラになりすぎないように合わせる必要があります。そこを取りまとめてくれたのが編集者さん。執筆にあたり、本の基本方針を守れるよう著者の軌道修正をしてくれました。

 

著者とアドバイザー

「アドバイザー」って何?ですよね。著者にアドバイスをくれた人たち全員です。「こんな話を書こうと思っているんだけど…」とよく相談した、筆頭アドバイザーはです。そのたびごとに、アドバイスというか、私の思考を整理してくれました。

 

また、初校(原稿をもとに組まれた最初の校正刷り)から最終校までチーム・タスクペディアにその都度共有して意見を出してもらいました。すごく参考になりました。

task-management-compilation.com

 

さらに、私が週に1回タスク管理に関する講座を担当している、就労移行支援事業所EXP立川の利用者の方々には、本の装丁のデザインや色味についてアンケートを取りました。また、同じくEXP立川のスタッフの方々からも、非常に参考になる意見やアイディアをいただきました。

exp.or.jp

 

この本は、「ひらめきメモ」のF太さんと共催しているイベントの内容がもとになっています。2019年11月に出版元のサンクチュアリ出版で開催した際、懇親会で参加者の方々と本のタイトル案を考えました。このときの参加者の皆さんの意見が元になり、イベント名をほぼそのまま模した書籍名となりました。

 

著者のみならず、いろいろな方々の力添えをいただいてできあがった本だと、あらためて実感しています。 

 

 

執筆をする中で、ボツ原稿も当然ながらあるわけで、まずはこちら(↓)からでもご予約・ご購入いただいて、おいおいボツ原稿をこのブログにアップしたら面白いかもしれないなと思ってます。 

要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑

要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑

  • 作者:F太,小鳥遊
  • 発売日: 2020/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)