人づてに注意されてへこんだら。
こちらの本に書いた通りのことが先日ありまして。
「人づてに、自分への注意を聞く」って、結構メンタルにきませんか?なんで直接言ってくれないのかと思う人が多いのではないでしょうか。
「以前〇〇さんが、『小鳥遊さん、頑張ってるんだけど、なんか違うんだよなー』って言ってたんだよね。何かは分からないけど、考えてみてよ」
その〇〇さんからは、私は何も言われていません。「なんか違うと言われていた」という話を伝聞で知るという、少々メンタルにくる出来事があったんですね。
まさに「人づてに注意されるとへこむ」というテーマを「メンタルが弱い」という章の中で書きました。
そこで大事なのが、まずはへこんでいる自分を肯定して、その上で次の2つの対策をすることだと私は思っています。
- 「人づて」にマイナスイメージをできるだけ持たない
直接言われなければそこまでの(深刻な)ことではないと考えてみます。本当に変えて欲しければ、直接伝えるでしょう。
- 言われたという「事実」より言われた「内容」に注目して自分の行動に反映させる
「人づてに言われたー!」とショックを受けるより、言われたことを明確に理解して、自分が次に取るべき具体的な行動に反映させます。自分の糧にします。
もし、言われたことが曖昧すぎて理解できなかったら、そもそも自分には何も言われていないと考えると良いと思います(ちなみに、今回の私の件はこれだと思っています)。
もし「人づてに言われた内容」が明確であれば、対策の2つ目で仕事術(≒タスク管理)が生きるのです。言われている対象を自分ではなく、自分がやるべきタスクに振り替えることができるからです。
具体的には、自分のタスク管理ツールにあるタスクのどれかを選んで、自分の次にやるべき行動を書き換えることになります。
そんな感じで、人づてにされた注意をうまく自分の糧にして取り込めると、より職場で過ごしやすくなると思います。