本の見本ができたので、取りに行ってきました。
ついにお目見え!
ひらめきメモのF太さん @fta7 と書いた本、ついにできあがりました!
— 小鳥遊@4/7発売!「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」 (@nasiken) 2020年3月26日
「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」
4/7(火)全国の書店にて発売!!!
ご予約はこちらから↓https://t.co/xZlbw44wPB pic.twitter.com/Y89lO1SlFW
「ひらめきメモ」のF太さんとの共著、要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑が刷りあがりました!!
本当はもう2日ほど遅く手に入る予定でしたが、早めに出版社に届きました。編集者の宮崎さんから「会社帰りに取りに来られますか?」と聞かれ、
ありがとうございます!!!!!寄ります!!!本日伺います!!!
とビックリマーク多めで即答。定時に仕事を終わらせイソイソとサンクチュアリ出版へ。
1階の応接スペースに通され、待つことしばし。
バーン!!
ババーン!!
ドーン!!!
まるでグラビアアイドルを撮影するカメラマンのように「いいですねー!」と激写させていただきました。
↑
こちらは、そんな私を楽しそうに撮る編集者の宮崎さん。
本って紙でできてるんですね。持つとずしっと重いんです。この重さ、嫌いじゃないです。軽かったら、あんなに頑張って書いたのに、と残念じゃないですか。
本を目の前に、宮崎さんと初版部数設定のロジックや今後の販促活動の話をしました。Amazonでも実店舗でも相当いい感じにご注文いただけているみたいで、まずは一安心。
実店舗は注文いただいてもお客様が買ってくれないとその先(重版)につながりません。だから、たくさん注文をいただいても一冊も売れなければかなりスミマセンな感じになってしまうのです。ただ、ある程度の確度をもって注文してはいるので、そんな極端な話にはならないのですが。
初版部数を超える購入が見込まれるとき、追加で印刷をかけます。これが重版です。本は、どれだけ重版するかが勝負だったりします。
印刷には時間がかかるので、初版部数を売り切ってから印刷をお願いするのではなく、売り切れそうだと見込みがついたらお願いするのだそうです。ここらへん、プロの見立てがものを言いますね。
極端な話、100部刷ってすぐに全部売れそうだったら即重版です。そうやって少ない部数で版を重ねると10版とか威勢のいい版数になります。
サンクチュアリ出版は、その方法は採りません。初版からかなり多い部数で印刷します。チャレンジャーです。これには理由があります。
理由の1つ目。より広域の書店さんに届けるため。日本全国になるべく行き渡らせるためには、最初から多く刷った方がより多くの地域に配本できるのだそうです。
理由の2つ目。平積みで置いてもらうため。少ない部数しか入荷しないと、その書店さんでは背表紙しか目に入らない「棚差し」で陳列されてしまいます。本は表紙のデザインも凝って作っており(カバーデザイン専門のデザイナーもいるくらいです!)、平積みと棚差しでは売れ行きが違うのだとのこと。平積みには少なくとも一店舗あたり5冊以上は必要とされるので、多く印刷をかけた方が良いということになります。
そこで、サンクチュアリ出版は一般的な平均初版部数の2倍以上発行するのだそうです。攻めてますね。注文取った営業さんが神に思えてきました。
著者が書き、編集者がまとめ、営業が注文を取る。当たり前かもしれませんが、チームで物事を進めるこの感じ、私は好きです。