本日発売!「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術」
本日は、私が待ちに待った日です。ひらめきメモのF太さんとの共著「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑」の発売日です!!
とはいえ、このご時世ですのでkindle版かAmazonでのお買い上げの方が多くなるかと思います。書店の皆さん、なんとお声がけすれば良いのか分からず歯がゆいですが、ここをなんとか乗り切ってください!
ところで、昨日の記事ではこんなことを書きました。
仕事で立て続けにミス(しかもかなり初歩的なもの!)をしてしまいまして、その影響で精神的にかなりダウンしてしまいました。
(中略)
チャプター最初にF太さんが書いた「なぜ、メンタルが傷つきやすいのか」からすでに私のハートに刺さります。何回も読んだはずなんですけど、いやはやあらためて心にしみますねぇ……。
メンタルがガタ落ちしたので、さっそく著作のお世話に。 - ForGetting Things Done
なぜミスを立て続けに起こしてしまったかというと、
本書で一番大事とされている仕事の「手順書」(私にとっては、タスク管理支援ツール「タスクペディア」)への入力をする前に仕事に着手してしまっていたこと
今やっていることからよそ見をしてしまい、つい他の仕事に乗り換えてしまったこと
この2つに尽きます。著者としてお恥ずかしい限りです。でも、そこらへんがリアルで良くないですか?(良くない)
その後、ついでにもう一つ凡ミスをやらかしまして、もうこれは上の2つの対策を落ち着いてやるしかないと思いました。
準備と実行を分ける。つまり、「手順書」を作ってから(ツールに入れてから)仕事に手をつける。
ある仕事に手をつけたら、少なくとも「手順書」の一手順の間は他の仕事に手をつけない。
これでいこうと思います。多分、この2つのことは本に書いてあるはず(「はず」だなんて、なんて無責任な…)
ミスした自分を棚の上にあげて言いますが、「なぜミスしたのか」「対策を練ろ」と言われても「気を付けます」としかいえないのが普通ではないでしょうか。
これ、とても不毛なやりとりだと私は感じます。そんな精神論で改善できるなら苦労はしないです。ある程度具体的な仕組みややり方に落とし込んでこその改善だと思うんですね。
ヒューマンエラーはシステムエラーだと考えて、システムを変更すればエラーの発生は抑えられる。完全ではないかもしれませんが、この考え方が私は大好きです(そういえば、そんな話も本に書きました)。
そういえば、この記事は記念すべき本の発売記念なのでした。それなのに、私の反省会実況中継になってしまいました。すみません。
ただ、そんな私が書いているからこそ参考になることもあると思うのです。最初から「100メートルを11秒台で走ろう!」ではなく、「まずは100メートル走りきろう!」というような。
私は時々転びながらもなんとか走ってます。私と同じような人たちにとって一緒に走りつ転びつしながら進んでいく伴走者のような存在にこの本がなればと思っています。