ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

自身の困りごとの言語化は、もうコレ必須じゃなかろうか。

自身の困りごとの言語化、きちんと言葉で明確に表現することって大事だなと思います。

 

そういえば、私は発達障害当事者であるものの、ツイッターやブログ、書籍などでは「発達障害だからこれが辛い」といった内容はあまり書いていない気がします。

 

だからといって、発達障害をポジティブに捉えよう!みたいに言うつもりはありません。そう考えることを否定するものではありませんが、少なくとも私にとっては発達障害は自分を悩ませてきた弱みの根源だからです。

 

仕事が関わる部分で言うと、以下の4つが、自分を悩ませてきた弱みです。

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厳密に言うと、他にもありますね。よく悩まされるのは、正しく疲労を感じられないこと。数十分から数時間遅れて疲れが襲ってきます。本当は疲労を感じていなければいけないときに感じられず、そのままいい気になって活動し続ける。

 

その分蓄積された疲労がまとめてドーン!と私を襲うわけです。これは非常によろしくないのです。いきなり動けなくなるのです。

 

そんな不器用な私ですが、それだけに何が自分の弱みなのかはきちんと明確・具体的に伝えられるようになっていたいと思っています。「弱みは発達障害であること」とすると表現がフワッとしていて範囲が広すぎる。「仕事に関しての困りごとは、抜け漏れ・先送り・自責傾向・段取り苦手です」と分かりやすく言語化したい。

 

私の場合、ただ大雑把に「自分は発達障害」としか認識していないなら、きっとそこで思考停止してしまうと思います。実際、休職に至ってしまった過去の職場では、自分が発達障害だと認識していたにも関わらず「それはそれとして、毎日の仕事は頑張ろう」と、自分の発達障害特性に向き合っていませんでした。

 

向き合えるようになったのは、「抜け漏れ」や「先送り」などといった具体的な表現に落とし込めてからではないかと思います。

 

フワッとした「発達障害」をなんとなく全体的に治してくれる特効薬は、なかなか見つからないものだと思います。具体的な困りごとまで落とし込み言語化して初めて対策が打てる。そういうものではないかと私は考えています。

 

そうした上で、自分にはタスク管理が対策としては有効だったなと思うわけです。私は「発達障害にはタスク管理が効く」みたいなフワッとした表現を避けていますが、その理由はおよそこんな感じです。

 

とはいえ、もし私と同じ特性というか弱みを抱えている人がいたら、タスク管理は強烈にオススメです。世界が変わります。少なくとも、仕事の悩みが凄い勢いで解消されることと確信しています。

 

ということで、自身の困りごとの言語化は大事だなぁという話でした。まだやっていないで悩んでいる方は、ぜひ書き出して言葉にしてみてください。