QCサークルの話 社長が動き出した!
期せずしてシリーズ化している、この「QCサークルの話」。
首脳陣で構成されるQCサークル事務局本丸に乗り込み、社長より全社展開したいとの意向を勝ち取りました!!
などと、いきり立つ程でも無いのですが、GTDの説明を聞き、即「これは全員でやろう!」と決めた社長の英断はとても評価できるかと(何を偉そうに!)
私の働いている会社は、100名規模です。各社員の動きをトップが把握できる程度の人数です。
となると、各社員のうっかりミスやトラブル、クレーム案件もかなりストレートに知ることになるんですね。
そういった、抜け漏れ、言った言わないの争いなど、タスク管理である程度カバーできる問題でかなり頭を悩ませていたはずなので、渡りに船だったんだろうなと想像しています。
事務局への殴り込み(笑)は、当初3分程度で短くね、と言われていたものの、上層部が食い付き終わってみれば40分にもなりました。
最初は、先月の事務局からの質問「タスクの分解のコツって何?」でした。
それに対し、「では、次回事務局会議でお時間頂いて説明します」と、殴り込み決定(笑)
我がQCサークル第6班の、すっかり自分なりのタスク管理システムをカスタマイズしているSさんとWさんに、それぞれ紙ツールでの運用とエクセルツールでの運用を説明してもらい、その上でタスクの分解と、いかにタスク管理が有用なものかを、ダメ押しで私から追い打ちをかける、というものでした。
社長、案外物分りが良く(笑)、SさんやWさんの説明を聞いている最中から「いい!やろう!」を連発。
ただ、全社展開をするにしても、すでにタスク管理をキチッとやっている人もいるし、外出が多いという理由で使うツールに困る(色々ツールはあると思いますが、我々の想定しているようなシステムに沿うもので、無料のものは無いというのが我々の結論でした)人もいます。
また、画一的に「これをやれ」という展開方法だと、やらされ感があって抵抗感があるという懸念を私は事務局の場で言ったところ、常務からの希望者募集とし、各部門長はタスク管理習得を希望する者への配慮を最大限するものとするという形に落ち着きました。
社長から「小鳥遊くんは、どうしたいの?」との問いかけがありました。
それに対し私は、「自分が要領が悪く、不器用で、かなり苦労をしてきました。障害者手帳を持っているかどうかにかかわらず、同じような特徴を持っていて同じく辛い思いをしている人も相当います。会社という枠は関係なくなりますが、そういった人達に、自分がタスク管理をすることで得たものを伝えたいんです」と、もうアラフォーでいい年なのにかなり青臭い話をしてしまいました。ですが、後悔はしていません(笑)