充実感を覚えたら要注意!
こんなツイートをしました。
「今日は充実した仕事ができた」と思えたら要注意だと思ってます。
— 小鳥遊@発達障害を「仕事のすすめかた」でカバーしてはたらく会社員 (@nasiken) 2021年9月24日
身体の疲労度と、自分が認識している疲労度が大きく離れている可能性が高いからです。
すぐには判断せず、いったん帰宅して落ち着いてやっと本当の疲労度が分かる、でちょうどいいくらいかなと。
私にとってはまさに要注意です。このツイートをしたときは、就労移行支援事業所でのプログラム講師をした日だったと記憶しています。私の経験や知識がかなり生かされることが多く、それにより利用者さんに大事なことが伝えられたりします。自分ならではの仕事ができているということになりますので「今日は頑張ったなぁ!」と思うことが少なからずあるのです。
実は、この「就労移行支援事業所でプログラムをする」日は、タスク管理をしていません。強いて言えば「プログラムを行う」というシングルタスクのみです。
私がタスク管理をする大きな理由の一つに仕事タスクをする上での不安感をできるだけなくすというものがあります。就労移行支援事業所での仕事は、スタッフさんの配慮もあり、ありがたいことに不安感はほぼなくやることができています。不安を感じることなく過ごせるのであれば、タスク管理をする大きな理由の一つがなくなります。ということで、就労移行支援事業所での仕事は、細かくタスク管理をしていないのです。
むしろ、自分の知見を総動員して就労移行支援事業所の利用者様の役に立っている(であろう)ことに無上の喜びを感じていますので、ほっといても仕事に没頭するのです。没頭・熱中・集中。そこには不安が入り込む隙は、あまりありません。
だからこそ、気をつけるべきだと思っています。勝手に没頭して、一生懸命になって喋る。終わってみて、自分の体力度外視でやったことに気づきます。結果、家に帰って気がほぐれると同時にどっと疲れが出る、というか疲れているのをその時はじめて認識するのです。
このように、集中し没頭する仕事があった場合は、特に要注意です。なにせ、「楽しくて、正しいこと」をしているので、ストッパーが利かず疲労が青天井になりがちだからです。
この傾向は、私の経験上あまりタスク管理をしないでも進む仕事によく見られます。
タスク管理をある程度習慣化できたら、やたら手順が少なくて済むタスクや、そもそもツールに入力しないで済むタスクには、こんな危険をはらんでいるかもしれません。