ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

相手都合で締切が変わるタスクへの対処

こんなツイートをしました。

 

私はこの手法を重宝しております。が、使いようによっては悪手になりかねないので、よく気を付けてお読みいただければと思います。

 

バリバリの管理職ではないという制限がかかってしまうのですが、誰かへパスした仕事がパスしたそのままでも許されるときが割とあります。

 

例えば「資料作って」と言われて「はいっ」と資料の原案を作って返したとします。それっきりなしのつぶてで、「あの資料、結局どうなった?」と聞くと「ああごめん、あれ結局使わなかった」みたいなこともあるわけです。

 

それならそうと一言いってよ!とは思いますが、このタスクは相手が止めている状態で放置しても良かったのですね。

 

そんな感じで、進捗させる責任が完全に相手にあるタスクは、いったん相手に仕事の主導権を渡しさえすれば、あとは投げたボールが帰ってくるのを待っているだけでいいということになりますまいか。

 

これは一歩間違えば「あとは野となれ山となれ」的な無責任な行動につながりかねないので、進捗させる責任が本当に完全に相手にあるのかは慎重に判断しなければいけないと考えています。相手が動かないでいるうちに多方面に大きな迷惑がかかるのが明白であれば、相手の尻叩きをしなければなりません。

 

冒頭で「バリバリの管理職ではないという制限がかかってしまう」と書いたのは、結局そのタスクの進捗責任を自分が(部分的にでも)負っていることが多いためです。

 

そもそもこの考え方は、自分が止めている仕事タスクを少しでも進めるための工夫に過ぎません。会社全体から見れば、タスクが誰かのところで滞留するという、あまり歓迎できない状況につながりかねません。

 

自分の役割を意識しつつ、時に応じて(タスクを止めている)相手にリマインドしながら、上記の手法を駆使して、より効率的・快適に仕事が進められるようにすると良いと思います。