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ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

GTDは毎日を慈しむ自分を作る

ありのままの毎日を慈しむことを学ぼうーあっという間に過ぎてしまい、何千、何万もの課題を達成させようと走りまわるには、時間が少なすぎてやりきれないと考えてはいけない。最高に充実し、愛情に満ちた一瞬一瞬を目指す人生の旅路で、大切にされるべき魔法の24時間として慈しもう

(「ストレスフリーの時間術」リタ・エメット:著)

 

最近読んでいた本で、グッときた一節です。

 

目的はパリ、目標はフランス軍

この言葉の意味するところは「パリを攻略することが最終的に達成すべきミッションである。そのためには、フランス軍を打ち破らなければならない。」ということです。大目的と小目的といいますか、段取りといいますか、とにかくフランス軍を破らなければ、パリは攻略できないわけです。

 

GTDはフランス軍重視

目的を達成するために自分がやるべきことを書き出して潰していくというのは対象がパリ攻略であれ庭掃除であれ、タスク管理「GTD」の対象になります。私がGTDで管理しているタスクは、だいたい数日で終わる仕事、長くても数ヶ月くらいのスパンのものですが、とにかくキッチリ小さな段取りまで書き出して明確にして1つずつ潰していきます。それでも「このタスクを完了させるぞォ!ンムムムムムム………ッできたァ〜!」といった具合に簡単に達成できるものではありません。

 

この、段取りを書き出して潰していくこと、パリ攻略の例えで言うと「フランス軍」ですが、これを記録に残してちゃんとやっていくことがGTDでは大事とされています。間違っても「パリ攻略するぞォ!……ンムムム……できたァ〜!」と中間を省略してはいけないのです。

 

過程を無視して目的を見るのはもったいない

これは、目的に辿り着く前の過程をしっかり味わうということなのかなと思っています。いたずらに遠い先にあるゴールを見てため息ばかりついていないで、ちゃんとした足場を確保して、それをもとに少しずつ進んでいく、これが毎日を慈しむことだと考えています。

 

そのために、GTDはその慈しみ方を指南してくれるものだと、日々感じています。目的に向けて、複数の小さな行動の「段取り」にブレイクダウンして、それらを1つずつ実行していく。その実行した記録が積み上がっていくのは自信につながりますし、進んだら進んだだけの風景が見えてきたりします。

 

GTDは足元を照らす

ともすれば、目的にばかり目が行き、毎日の小さな行動に意識がいかない、取るに足らないものだと考えてしまいがちですが、日常の行動1つ1つに価値を与え、慈しめる1日に仕立て上げてくれるのがGTDなのではないかと、冒頭の一節を読んで思いました。

 

目的を達成した自分を想像して自らを奮い立たせるのも良いですが、ちょっと落ち着かせて自分の周囲を見てその風景を楽しむのもまた良し、かもしれません。