頭のいい人たちの想像
ある仕事を依頼されたとして、想像力に乏しい人は、想像力に富んだ人よりも、より高いパフォーマンスを発揮することがあります。
想像力に乏しい人は、特に何も考えることなく着手するからです。
着手すると、とにかく仕事は進みますよね。
その結果、障害が現れても、とにかく無心になってやるので、本人も訳がわからないうちに仕事を完了させたりします(笑)
対して、頭が良く想像力に富んだ人。
優秀であればあるほど、仕事に対して考え込んでしまい、自分で壁を作ります。
ブラックマヨネーズというコンビのお笑い芸人の漫才が、この自分の壁をデフォルメしたネタをよく披露しています。
例えば、
サッカーやりたい
ボール買おう
そうだね!……でもなぁ、、、
(この「でもなぁ、、、」が、ボケの始まる合図です)
買って持って帰る途中に落としちゃったらどうしよう
拾えばいいじゃないか
坂道でどんどん転がっていくかもしれないじゃないか!
歩いて行って取り戻せばいいじゃないか!
坂道の加速度なめちゃいけないよ!
じゃあ走れ!
横断歩道の信号が赤だったら止まるぞ!
だったら青信号を迂回して行け!
という具合。正確ではないですが。
仕事を依頼されて、色々考えてしまい、結局手がつけられない人は、この類です。
そこに1つ、GTDで大事な「次に取るべき行動を設定する」ということを念頭に置くだけで、想像の壁を取り払うことができます。
ブラックマヨネーズの漫才は面白いですが、我々は同じようなことをしがちだと考えて良いと思います。