批判する人としない人
20代半ばで会社勤めを辞めてフリーランスのブロガーとして生活していく、という女性のブログ記事を読みました。
25歳女、新卒で入社した会社を2年で退職しました。
読んでいてとても面白く、爽快感があったので、彼女のツイッターアカウントを即フォローしました。
ですが、そう思わない方が多数いたらしく、批判コメントが多かったとのこと。
会社を辞めてフリーランスになることを批判している人に物申す
このブログで、批判している人が沢山いたことを知りました。
批判したくなるものなんですかね。
私の若い友人で、
国家公務員1種試験に受かって外務省にも行けたのに映画監督になりたいと言ってそれを蹴り、
それにも飽きて自分探しの旅をしにヨーロッパを3ヶ月放浪し、
帰ってきてからは友人の伝手でベンチャー企業に入り、
一回り以上歳上の賢明かつ聡明な女性とおめでた婚
という、なかなか面白い人材がいます。
そんな経歴が持てる彼に、少し羨ましくもあり、少し心配もありという複雑な感情はあります。ですが、彼の生き方にも一種の爽快感を覚えます。少なくとも、批判しようなどという気にはまったくなりません。
彼と私の共通の趣味であるクラリネット演奏で、彼がはるかに楽器が上手いという点で大いに嫉妬はしているのですが、それはまた別の話。
私が、彼や彼女に対して批判しようという気持ちが起こらないのは何故か。
批判すると自分が上に立っているような優越感を持つことがあります。これに浸っているのでしょうか。
それぐらいの優越感なら、私だって浸ることはできます(笑)でも、そういう気になりません。
もしかしたら、無意識のうちに自分を彼女や彼と同じカテゴリー「個性的な生き方をしている人」に入れているのかもしれません。
批判している方々がどのような環境なのかは分かりませんが、割合から言って会社勤めが多いと思います。
私も今は会社勤めですが、かなりの回り道をしておりまして、新卒で会社に入って10数年というルートではありません。
加えて、GTDを広めて自信を喪失して社会からドロップアウトしかかっている人に自信を持ってもらえるような仕事をしたい、という目標が私にはあり、それは今の会社の事業には直接関係無いことです。没個性か個性的かで言ったら、後者です。ああ、彼女や彼と一緒だ。
つまり、自分と同類を応援する気持ちがあるから、批判する気持ちにならないのではないか、と考えています。
彼女や彼ほどのエネルギーや才能はありませんが、いつか自分も、炎上するくらいまっしぐらに、目標と直結するような活動を主軸にしていけたらと思っています。