タスク管理ツール 紙と電子媒体の併用
GTDの開祖デビッド・アレンは、自らのタスク管理ツールを次のように述べている。
私のクライアントの中には、すべての情報を紙か、コンピュータのどちらか一方で管理したいという人もいる。しかし、私の経験からすると、この両方を使ったときにこそ、それぞれの良さが引き出され、さらなる価値が生み出されると思う。
(「ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則」より)
確かに、そうかもしれません。
私はエクセルの自作タスク管理ツールを使っていますが、思考を展開したり、ちょっとしたメモをするときのために、常に机上にはノートが開いてあります。
スペース、文字数の制限にとらわれることなく自由に書き殴れる紙のノートはとても便利です。私も時々、ノートにいったん書き留めてから、タスク管理ツールに入力することがままあります。
社内のQCサークルで、外回りが多い営業社員のタスク管理方法の一つとして提案が出来るような気がしてきました。
デビッド・アレンは、このようにも述べています。
私は書き溜めたアイディアを処理し、コンピュータに打ち込んでいく作業が好きだ。そこにも心地よいリズムがある。
(「ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則」より)
それはマニアだ!と言ってしまえば終わりなのですが、こういう運用方法もありなんだなと思いました。
コンピュータのみでできないからしょうがなく紙も使う、というネガティブな考え方ではなく、好きで両方使っていますというポジティブな考え方なんですね。
GTD運用方法の一つとして覚えておこうと思います。