ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

仕事を進めない勇気

GTDを効果的に使うコツの1つです。

タスクが発生したらまずタスク管理ツールに書き留める

頼まれた仕事が幾つかのタスクで構成される「プロジェクト」だった場合、1つのタスクを完了させたらまずタスク管理ツールに書き留める

まず、管理ツールの更新ありきです。

仕事を頼まれて、「至急!」とか「なる早で!」などと言われて、すぐに手をつけて仕事を進めたくなるのですが、そこが落とし穴です。

一瞬で終わって後腐れもない仕事であれば別ですが、

その仕事を中断した場合

その仕事について後日報告を求められた場合

タスクの記録が無いので、記憶に頼ることになりますね。

再開する時、どこからどう始めれば良いのか、把握するのに時間がかかります。
ひどい時には、その仕事自体を忘れます。

報告をしようにも、覚えていない事はそもそもできません。「いつ」「誰が」「どうした」を揃えて報告するなんてことは、私だったらできる自信がありません。

それをサポートするのが、GTDの言う「システム」であり、タスク管理表等のツールです。

よほどのことが無い限り、まずはタスク管理ツールに書き留めてから仕事を始めないと、信頼のおけないシステム=自分の記憶に頼らざるを得なくなり、その時から不安でいっぱいになります。

その不安は仕事につきものだと諦める類のものではなく、やり方さえ工夫すれば解消できるものです。

解消「できる」と書きましたが、むしろ解消「すべき」と書いた方がいいかもしれません。

いったん管理ツールに書き留めるのは面倒臭い、より早く仕事を終わらせなきゃ!と思うかもしれません。

でもそこはぐっと我慢して、まずは信頼できるシステム=タスク管理表等のツールに情報を預けるべきだと考えています。

こうやって仕事を進めない勇気を持つことの大事さ、特に最近身にしみて感じます。