ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

なぜ優先的でない仕事に目が行くのか

優先順位をつけているのに!

 「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」を共催しているF太さんによる「ひらめきメモ」(@shh7)のツイート。

そう!それ!と共感しますね。一番やらなきゃいけないと考えただけでやる気が削がれるような気がします。

 

それは現実逃避

最優先順位で実行しなければいけないものに手をつけている間、それに後れる順位の仕事が気になったり、そもそも順位付けにすら入っていない仕事をチラッとやってみたくなったりしますね。この感覚、試験勉強をしている時にやたら難しい本を読みたくなるのに似ています。もうお分かりの通り、現実逃避をしているわけです。

 

対策

優先順位の高い仕事は、先のツイートの通り、得てして手を付けにくいものですよね。そんな時は、タスクの分解が足りていないことが多いです。最優先順位の仕事をこれでもかと言うくらい分解してみるのが良いと思います。逆に「最優先順位なんだから!」と自分に強いてしまうだけなのは無理が生じることが多かったように思います。やりたくない、面倒くさいという気持ちは、無ければ万々歳ですが、あったとしてもそれをそのままに受け止めてみるのも一興かと。

 

これくらいまで細切れになれば最優先順位の仕事に手を付けてやってもいい、くらいの上から目線で十分です。最優先の仕事を分解することで、後順位の仕事と同じくらいのハードルの高さになり、予定通りの順番で手を付けることができるようになります。

 

でも心配が…

分解した残りを実行することなく、他の仕事に取り掛かってしまうようになって、最優先の仕事が予定通りに終わらないのでは?と考えるかもしれません。そんな時は、改めて手を付けやすいように分解をしていけば良いと考えます。結局、最優先の仕事を全部完了させるんじゃないか!?とも考えると思います。そうなんですね。少しずつ細切れにして手を付けていって、最終的には全部終わらせる。嫌いなニンジンを細かく切って大好物のハンバーグに混ぜるのと同じです。ある意味自分をだます、思い込ませるための方法論に過ぎません。でも、それで優先的な仕事が終われば良いのではないか、と私は思います。