「着手しやすい」人たちとタスク管理の親和性
先日、こちらのイベントに行きました。
借金玉デビュー作出版記念トークライブ 本当は働きたくない。 – LOFT PROJECT SCHEDULE
ツイッターの発達障害界隈では有名な借金玉さんが本を出版したので、その記念トークライブをしました。
そのざっくりとした感想ツイートはこちらです。
発達障害の言い換え「発が達していない」にニヤニヤ。こういった言葉遊び的なのが好きなので。
— 小鳥遊6/16タスク管理実践講座 (@nasiken) 2018年5月27日
要所要所でシロクマ(熊代)先生が、観客に語りかけるようにアカデミックで少し真面目なまとめをされており、美しかったです。
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無気力だったり低いモチベーションを受け入れて、目の前のことを1つ1つやっていこう。そんな内容(端折りすぎかも)でした。
— 小鳥遊6/16タスク管理実践講座 (@nasiken) 2018年5月27日
シリアスに語られがちな発達障害界隈に、とにかくワイワイキャッキャやるあの感じは貴重だと思いました。
借金玉さんはツイッター上でのバトルを割と高頻度で繰り返しているので、さぞ常時戦闘態勢な方なのかと思いきや、さにあらず。とても好感の持てる、頭の回転の速そうな、ニコニコして周囲への気遣いもできる人でした。
発が達していない界隈の住人のあるあるとして様々な経験が面白おかしく、時に真面目に語られましたが、「部下がミスをしたときに、会社としての改善のためにその対策をしようとしているだけなのに、なぜか辞めていく」という話、非常に共感してしまいました。
それがこちらの連ツイです。
昨日の借金玉さんのトークライブで共感したこと。
— 小鳥遊6/16タスク管理実践講座 (@nasiken) 2018年5月27日
「部下がミスった時『頑張ります』とか別にいい。それが発生した原因と対策を考えて欲しい」と言うと数ヶ月でドンドンその部下が辞めていく
私見ですが、発達障害のASD特性がいかんなく発揮された例かと。私もその気があるので分かります。
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それに対して、ただ単にその行為をした理由を聞くつもり(非難するつもりはない)で質問するASDという図式です。
— 小鳥遊6/16タスク管理実践講座 (@nasiken) 2018年5月27日
意図せず理論で詰めてしまうことのないよう、気を付けなければいけないなと思いました。
さらに、タスク管理はこのASD傾向と非常に親和性があると考えました。余計な感情は挟まずただルールに則って実行する。この考え方に慣れると、GTDにおけるタスクの見極めが楽になる実感があるからです。
「これを実行したらあの人はどう思うだろう?」「いくらルールで決めたことだからといって、やってしまって良いのだろうか?」と、一歩踏み出す前に色々考え込んで、結局タスクに着手できない。
ASD傾向は、その逆、つまり気にせずドンドン着手できることが多いのではないかと考えています。これこそ、特性を生かして仕事をする一例ではないかと。
ただ、その考えを積極的に進めていくと、人が(道義的に)やりたくないことはこの種の人たちにやらせた方がいいといった話になりかねないので、あまり声高には言えないのですが。