GTD「週次レビュー」は危険?
GTDでは、収集し処理して整理したタスク達を実行した後、見直し(レビュー)というプロセスをやります。
仕事の依頼をタスク管理ツールに入力(=収集)し、
その仕事はどういう目的で最後にどのようなことをすれば良いのかを把握(=処理)し、
自分がボールを持っているのか、別の人が持っているのか、誰も何もせずとも起こるイベントなのか等を確認(=整理)し、
それらのタスクを実行し、
そうした結果、そのタスクが完了するのか、ボールの持ち手が変わるのか、そもそもの目的や段取りが変わるのか、といったタスクに起こる変化を、タスク管理ツールに反映させることを、見直し(レビュー)と言います。
GTDの開祖デビッド・アレンは、毎週やりなさいと著書で言っています。
私にとっては、週次では間隔を空け過ぎだと感じます。
仕事のタスクは、物によっては分単位でボールの持ち手が変わります。逆に、週単位でしかステータスが変わらない仕事に囲まれて生活してみたいものです(笑)
もちろん、この見直しというプロセスが頻発させて、タスクの進捗をいたずらに遅くしてしまうことを避けるのは大事だと思います。タスク管理をするという行為は手段であって目的ではないですよね。
ただ、どうしても、私やその他会社で事務仕事を担当している人たちにとっては、「週次」は相応しくないと思うんですね。
もし私がその名の通り週に1回しか見直しをしなかったら、それぞれのタスクの進捗内容を調べ、完了しているか、いつ誰の手にボールが渡されていったか等を一週間分把握し直さないといけなくなります。
平均毎日6,7個のタスクが発生しているので、少なくとも30個強の進捗を把握し直す。これは無理です。
私にとっては、タスクについて何らかのアクションをしたらすぐにツールに反映させる方が、より安全で安心なタスク管理ができるという意味で、良いと思います。