第9回&10回「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」開催!
10回目!
F太さん(@fta7)との共催でのイベント「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」も回数を重ねてついに10回となりました。同じイベントをこのように継続的に開催できるのは、大変ありがたいです。
タスク管理に裏付けあり
先日、発達障害者のための教育プログラム”Teacch Program"のことを知り、その内容が私がこのイベントでご紹介する自作タスク管理ツールで実現していることと非常に似通っていることが分かりました。発達障害者(厳密にいうと「自閉症およびその関連するコミュニケーション障害のある子供たち」)と銘打っていますが、「要領が良くない」「ちょっと不器用」といった傾向のある方であれば誰にでも有効であると私は考えています。
逆に、Teacch Programがタスク管理と似通っているということに私は大きな感銘を受けました。程度の差こそあれ、障害者の療育というものが持つイメージ「社会でやっていくための最低限のレベル」にとどまらず、タスク管理が持つイメージ「仕事をする上でハイクラスを目指す人材も習得すべきレベル」までTeacch Programは含んでいるわけです。
意識高い系エリートサラリーマンのスキルアップにも、障害者の療育にも共通するこの「タスク管理」。興味が湧いてきませんか?
必要なのは「心構え」ではなく「方法論」
何よりお伝えしたいことは、私が自分の要領の良くなさや不器用さを克服できたのが「心構え」といった精神論ではなくタスク管理という方法論であったこと。精神論はできる人しかできない、やろうと思って頑張ってみても運が良くなければ身につけられないイメージです。方法論はやり方さえ身につければ誰でもできます。そこに広く伝える必要があると感じてこのようなイベントをしています。
もちろん、タスク管理が運用できるようになったからといって必ず生活の何もかもが好転するとは言えません。このイベントでは、私は「自分はこうで、こうしたら、こうなった」という話はします。使っているツールの使用法も実演しながら説明します。それを実際にやってみて実のあるものにしていくかどうかは本人次第、ということになります。ただ、そのきっかけすら掴めず悩んでいる人が多いのではないかと考えています。その良いきっかけになればと毎回思ってやっております。
今回もまたお世話になりますEXP立川さん!
ご縁がありまして、障害者就労移行支援を行なっているEXP立川さんより会場をご提供いただいております。EXP立川はうつ病など『軽度のメンタルヘルス系疾患』からの復職・就職を希望する人に向けたトレーニングを提供することを目的としています。約10年前、私が仕事ができず悩んでいた時期にこんなところがあったら良かったのに!と思っています。
そんなこともあり、今回もまた現在、休職中、あるいは転職検討中で、次の仕事に不安を感じている人も対象としています。そのような人のためにも、より具体的で実践的な内容にしていきたいと思っています。
興味を持っていただいた方、告知ページへのリンクから、ふるってご参加下さい!
ご参考までに、告知ページの紹介文を下に書きます。
開催までの経緯
生来の不器用で仕事が上手くいかなかった私はタスク管理で変わることができた体験を話したい!と前々から考えておりました。
そんな時に「シゴタノ!」主催の大橋悦夫さんのイベントでF太さんと話す機会があり、実は同じような企画をしたいと思っていたとのこと、衝動的に「やりましょう!」と話していました。
F太さんの「ひらめきメモ」は本にもなり、フォロワー数も複数アカウント合わせて30万(!)。その示唆に富んだ呟きのクオリティの高さは、支持する人の多さがそれを物語っています。人生に対する「気づき」を皆欲しているのでしょうね。
私のしくじりっぷり、タスク管理でそんな私がどのように立ち直っていったか。そして、半分聴き手の立場にいるF太さんによる絶妙な問いかけや合いの手が、よりこのイベントの内容を深く濃くしてくれます。
このイベントの参加対象
興味ある方全員、ではありますがとりわけ以下のような経験が当てはまる方に是非いらしていただきたいです。
・現在、休職中、あるいは転職検討中で、次の仕事に不安を感じている
・仕事をつい先送りして地雷化させてしまう
・どうやったら良いか分からない仕事を前にウンウン唸って時間だけ過ぎていってしまう
・抜け漏れ忘れがしょっちゅうある
・些細なミスも重大に受け取ってしまったり、他人のミスを自分がこうすれば良かったんだと自分のせいにしようとする
・1つの仕事に集中できず、結果どの仕事もなかなか完結できない
・机の上やパソコンのデスクトップがどうしても整理できない
・上記の悩みを持つ方のご家族、上司、部下
このイベントに参加することで得られること
・ダメダメな小鳥遊がタスク管理を取り入れてどんな変化が起こったかが分かり、自分はやっていけるかもしれないという「安心」
・小鳥遊が実践している「タスク管理の具体的な方法論」
・上記に対するF太さんの質問、コメントによる「気づき」「ひらめき」
・その他、質問に対してイベント中は常時(≠随時)喜んで全力でお答えします!