ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

手帳やスマホに毎日触れて、波に乗る

ツールとの距離

仕事の発生や進捗、完了を管理する「タスク管理」を適切に続けることができれば、まず間違いなく仕事の悩みの大部分は解消すると思います。そのためには、スマホやPCや手帳等のツールを身近に、より頻度高く触れ続けることが大事だと考えます。

 

ツールに触れること(更新すること)自体は大したことありません。しかし、その大したことないことを続けられるかどうかが難しい。

我々の手法ではプロジェクトを明らかにし、次にとるべき行動を決定した、それをきっちりと管理することを大切にする。(中略)我々の手法は特に新しい技術を覚えるといったものではない。ただ、そういう基本的な行動を、後回しにするよりは率先してやってしまうように誘導する手法なのだ。

(デビッド・アレン「ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則」より)

 

常にツールに触れるためには

高頻度でツールに触れられるために必要なことを3つ考えてみます。

 

普段からよく触ること

まずは、自分が普段からよく触っている物であること。業務デスク上にあるノート、手帳、パソコン、携帯。お気に入りの手帳とかだと良いですね。デザインや触れた感触が心地よく、意味もなく手にしているようなものであれば最高です。

 

簡単に使える

次に、使うのが簡単なこと。苦手なのに無理やり難しい操作を必要とするアプリを使おうとしてもきっと続かないですね。私は、手帳やノートは「どこに何が書いてあったか……」と探すのが億劫になってしまい挫折してしまいました。パソコンなら検索が簡単なので、パソコンを使っています。

 

1つに集約できる

最後に、1つに集約できること。これは自分のようなADHD特性を持つ人には特に大事です。この情報は机の上のメモ用紙の束の中にある、別の情報は三段トレーに、その他はパソコン、時によってはスマホにLINEで指示が飛んでくることもある。そんな状態では、自分の仕事タスクを把握するのは難しいですね。私だったら、何かしら抜け漏れが発生する気がしてなりません。

 

愛着が湧いてきたらこっちのもの!

そうして使い続けていると次第に愛着が湧いてきます。そうなると、より高頻度で触れることになり、ますます愛着が湧き、という好循環になります。波にのった瞬間です。

 

タスク管理は継続できるかどうかが成功の鍵を握っています。毎日付き合うなら、愛着を持ってツールと付き合えると良いですね。