ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

情報の奔流を、漏斗(ろうと)を通して弱点ばかりの脳に流し込む。

こんな連ツイをしました。

 

タスク管理ツールは漏斗のようなもの

日々迫ってくる情報の奔流に対してどう太刀打ちするか。すべてを同時に受け止めるなんてことはできません。漏斗のように、どばっと流れてくる水をまずは受け止めて、自分が処理しやすように絞ってくれるものが必要です。

 

この水と漏斗の関係は、日々降ってくるやるべきこととタスク管理ツールとの関係に似ているなぁと。

 

水流はそのままに、受け方をコントロールする

上で紹介したツイートの中で”Teacch"という聞き慣れない言葉を出しました。自閉症児のための支援技法の1つです。その1つに「構造化」という方法があります。支援対象者へ向けられる情報を遮断せず、その情報を受け入れられやすいように組み替えて支援対象者へ提示することで、社会生活をより容易に送れるようにしようというものです。

 

障害者支援とタスク管理ツール、一見関係ないように見えるこの2つ。実は「構造化」というキーワードでつながります。発達障害当事者である私は、タスク管理ツールを作ることで、そうとは知らず構造化を実践していたことになります。

 

ある人にとっては、他のタスク管理ツールであったり、仕事や日常生活でのパートナーであったり、漏斗の種類は様々です。ただ、漏斗が必要であるということは、自分の水の受け口の大きさを冷静に見ることができたら、見逃してはいけないと思います。