心のメモリの空き容量
会社から出た途端、頭から仕事のことが消えて無くなり、余暇活動にいそしむことができる。
以前は、こんなこと不可能だと思っていました。
今は、それが割と日常になっています。
仕事についてのあれこれは、頭の中に荷物をどんどん置いていきます。
それらは大抵、
「契約書で問題になりそうな箇所を見つけたから、明日田中さんに相談しないといけない」
とか
「来週の月曜日は担当だから朝礼の録音を忘れないようにしなくちゃ」
といった、記憶しておかなければいけない情報です。
付箋に書いてデスクに貼ったりするのはまだ良い方で、酷い場合は「覚えておこう」で済ませる。
そうやって、頭の中に記憶させておくことは、脳に荷物を持たせるようなものです。
荷物は持ち帰らないで済むなら置いていきますが、形にならない記憶という荷物は何故か持ちたがる。
これをタスク管理表に預けて、身軽になって帰ろう、というのがGTDを仕事でする意義の1つです。
荷物を降ろした途端に体が軽く感じられる体験はしたことあると思います。
あれと同じことが脳内でおこります。
それが、GTDのもたらす「ストレスフリー」という状態です。