燃え立つ炎
心はものを入れるための器ではなく、燃え立たせるための炎である
ここにもGTDに共通したものが感じられます。
私たちの脳は、情報を記憶するのに、USBメモリーやハードディスクに劣後します。
忘れるという機能(欠点?仕様?)があるからです。
碁の世界では人工知能が人間に勝利するようになりましたが、
自分が完全に集中できている時の脳の活動力は、見くびることはできないと思っています。
記憶媒体は、外部に頼りましょう。
安全で確実です。
その分、記憶すること以外に脳を使うのが、より効率的というものです。
「効率的」と言うと、冷たく響きますね。
自分が夢中になれるものを見つけた時、それに集中して取り組む際に司令塔になるのは、脳です。
プルタルコスの言う「炎が燃え立っている」状態です。
それをどれだけ経験できるかで、人生の充実度が決まってくると思います。
そのために、頭をスッキリさせ、ストレスフリーな状態にするわけです。
そしてそれを実現する方法の1つが、GTDです。