得意不得意
「ストレスフリーの仕事術」でGTDの開祖デビッド・アレン氏は、
絵を描くのが好きな人は、筆や絵の具をキチンと用意する。
釣りが好きな人は、ルアーや釣り糸は前もって整理してある。
と書いています。
好きなことはキチンとできるのに、仕事となるとてんで駄目なタイプっていますよね。
まぁ、私なんですけど(笑)
相当熱中して練習したので、恥ずかしがらずに人前で吹けるくらいにはなりました。
きっと練習と本番を繰り返す中で、自分なりに小さな成功体験を積み重ねてきたんだと思います。
そのせいか、いつの間にか楽器のことで多少失敗しても、へっちゃらでいられるようになっていました。
一方、仕事で失敗したときは酷く落ち込んでしまい、もうお先真っ暗だ!くらいに自分を責めていました。
仕事に対しても、音楽に対するようにどっしりと構えていられれば良いのに、どうして出来ないんだろう?というのが、ずっと私の悩みでした。
楽器については、自分なりに自信が付いていたんでしょうね。
そして、仕事については、自分で余計に高いハードルを設定してしまって、自信をつけるどころではなかったんですね。
GTDで、自分の仕事に対する姿勢を考え直し、着実にタスクをこなしていくことで、今では同じくらい自信を持つことができました。
趣味と仕事は違います。
ただ、それに向かう自分の姿勢は、同じくらい前向きにできると思っています。
得意か不得意かで言うと、GTDのお陰で、楽器とおなじくらい仕事が得意になりました。
あくまで比較なので、絶対的なレベルは推して測るべしです。
また、自己満足の域は出ていないと思いますけど(笑)