「仕事をする」ということ(「サイボウズ式」より)
サイボウズ株式会社の情報サイト「サイボウズ式」でこんな記事を読みました。
仕事の本質は「いかにラクをするか」
http://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001147.html
上記の記事より一部引用します。
「俺たちがすべき仕事は、与えられた『作業』をこなすだけじゃなく、その『作業』を平準化し、誰にでもできる『仕組み』を作ること。なぜなら、その『仕組み』が金を生むからで、俺たちはその金を生む仕組みを作るために会社から給料をもらっている。だから、お前みたいに目の前の『作業』をこなしているだけだと、会社が期待する『仕事』のまだ半分レベルってところだよ」
恥ずかしながら、私は半分よりもちょっと上くらいです。仕組み化って、なかなかできないですよね。
もちろん、個人的な仕組み化はできています。そもそもGTD自体が「仕事を成し遂げる仕組み」ですので。
ただし、そのGTDを使って、どういう仕事をしているかと言うと、仕組み化と言うか、平準化できるようにしているか自信は持てません。
私は法務が主担当ですので、契約書作成はメイン業務の1つですが、これを今いきなり誰かに振れと言われても無理です。
主な契約モデルに対応した雛形をどのように修正するか訊かれたら、「ケースバイケースですよ」としか答えられないと思います。
と、ここまで書いてきましたが、実は「あらゆる業務の平準化」にかなり近い所まで私はいるのではないかと思いつきました。
GTDでは、タスクの分解をすることが求められています。
例えば、売買基本契約書作って欲しいと依頼を受けたとします。
【○○株式会社との売買基本契約書の締結】
①依頼を受ける
②管理表に入力する
③必要事項の提供を受ける
④法務による確認
⑤依頼者へ返答
⑥依頼者から(相手方と合意の)返答
⑦法務審査完了書類発行
これ、GTDでいう分解されたタスクの記録ですよね。
それがそのまま業務進捗のチェックリストになり、簡易ではありますがマニュアルになります。マニュアルがあるということは、平準化できるということです!
おお!
さすがGTD!
やるなぁ!デビッド・アレン!
私、サイボウズに入れますかね?(笑)