ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

考え過ぎをGTDで抑制するとコミュニケーションが円滑になる

「小鳥遊くん、この契約書なんだけど、支払条項が無いよ」

 

先日、上役から言われた言葉です。

 

これにどう反応します?

 

要らないことをワーッと考える性格だと、

 

支払い条項が無い

ミスった!

すみません!

また1つこれで信頼を失った…

私はもうダメだ!

生まれてすみません

 

最後はオマケですが(笑)、こんなふうに考えることはあると思います。

実際、私がそうです。

 

ところが、GTDで仕事をタスクに分解して1つ1つを機械的にこなしていくようなイメージを持つと、

 

支払い条項が無い

あ、無いっすね

まだ決定稿じゃないので、付け足して送っておきますー

 

で済ませられるようになりました。

 

GTDは、仕事を成し遂げるための技術という別名もあるように、どう仕事に取り組めば良いのかを定めたものですが、それは具体的な方法論だけでなく、精神論も含まれていると考えています。

 

不要なことはなるべく考えずに、目の前のことに集中する

 

これはGTDの要諦の1つですが、これが要らんことは考えないという方向に自分を誘ってくれました。

 

話を冒頭の上役の発言に戻します。

 

上役としては、契約書の文言を直して欲しいだけであって、それを気にして是非落ち込んで目がうつろになって態度を硬化させて欲しいという意図は無いはずですね。

 

張本人が言うのもなんですが、ミスは誰にでも常にあるもので、それを指摘して落ち込まれると困ってしまいますよね。

 

とは言うものの、なかなか自分の思考の癖を直すのは難しい。

 

私の場合は、GTDで、仕事内容を明確化して把握することで、必要以上に考えないようになってきています。

 

また、そもそもGTDで抜け漏れ忘れが減っているので、多少のヘマではびくともしない、それがどうした?と邪念を取っ払えることで自信が付きました。

 

すると、ミスもお構い無しという態度が出来るようになり、その方が上司も接しやすいようです。

 

憎まれっ子世にはばかる、とはよく言いますが、節度を持って、意図的に大きな態度を取るのもあながち悪くないなと感じています。そして、私の場合はそのきっかけはGTDでした。

 

胡散臭いですか?でも、信じて下さい(笑)