タスク管理で忘却力を鍛える
素晴らしいタスク管理記事を読みました
とても分かりやすく、それでいて大事なことはガッツリ伝えている記事を見つけました。
タスク管理をして仕事が早くなった、ミスが減った、だとか、そんな表面的なタスク管理をしていませんか?
タスク管理の本質は「幸福の最大化」というところにあります。
痺れますね。タスク管理は、効率化、正確な職務遂行といった一次的な目的ではなく、その先にある幸せのためにある、と言い切るその格好良さ。
悪魔的なスーパースキル
仕事が終わった後は一切仕事のことを考えず、解放感を味わうことができる!というタスク管理の効能を、
「一時的な記憶の忘却」という悪魔的なスーパースキル
と表現されています。ツールに仕事の情報を預けているので、プライベートの時間は思い出す必要がないのです。一時的な記憶の忘却とは言い得て妙だと頷きました。
旅行中に会社から入電……
私の経験ですが、旅行初日に会社から叱責の電話がかかってきたことがありました。
元はと言えば自分が悪く、電話をかける方もさぞ気の進まないことだったかと思います。全面的に私が悪かったのです。
ただ、良かろうが悪かろうが、旅行初日にお叱りの電話を会社から受けたら、残りの旅行日程はどんな気持ちになるかご想像下さい。楽しい旅行が、休み明けに処刑される断頭台への行進に様変わりです。
記事の中でも同様の例が引き合いに出されていました。その例の結びの句が「上述では少し大げさな例を出しましたが、」とあり、「そうか、大事(おおごと)だったんか……」と、改めて自分の駄目っぷりを一時噛みしめました。
タスク管理は仕事術であり人生を生き抜く方法でもある
知識があることがもてはやされる昨今ですが、ただ脳内の情報量が多いだけでは、ストレスなく生きていくことは難しいです。
みなさんは記憶力ばかりを鍛えてしまい、覚えていたくないことまで記憶のすみに残ってしまっていませんか?
むしろ、覚えておきたくないことは忘れていこうというこの「忘却力」の提言は、ただでさえストレスの重圧に潰されがちな今の私たちの仕事環境では、まさにその通りだと思います。
タスク管理は仕事がうまくやれる方法だけではなく、日常生活も含めた人生全体をうまくいかせる方法として有用だと分かる良記事を読ませていただきました。