ForGetting Things Done

「水のように澄みきった心」で頭空っぽに。

クローズドリストについての記事内容修正

理解を誤っておりました

先日このようなエントリーをアップしました。 

hochebirne.hatenablog.com

 

で、ここの「クローズドリスト」についての私の理解が誤っていましたので、訂正します。

オープンリストの中から、「コンテキスト」という条件で絞り込んだものが「クローズドリスト」

 

 この理解が違っていました。

 

何が違ったのか

いわゆるクローズドリストと私の理解が違っていたのは、要素の追加が不可能であるという面が抜け落ちていたことです。

いったん完成したら 、要素の追加が不可能 、あるいは極めて難しいものがクロ ーズリストです 。

(「タスク管理の用語集」倉下忠憲)

ebook23.honkure.net


そもそも、要素の追加が不可能なリストなど実際にも観念上も存在し得ないのではないかと思っていました。しかし、このような形でクローズドリストは存在し得るという話を説明してもらいました。

 

例えば定時前の1時間を「何かをする時間」としておいて、その前の時間であぶれたタスクを処理するためにとっておいたとします。場合によっては、それが1時間の暇な時間にもなり、直前のタスクの延長戦としても使われる時間にもなります。

 

そうであれば、「要素が追加されない安心感が得られる」という特性を持つものとしてクローズドリストが観念上も実際にもあると腑に落ちました。

 

自分はクローズドリストは使っているのか?

自分の考えるタスク管理を説明する上では、もしかしたら説明をしない方が良い概念かもしれません。というのも、私がリストとして使っているのは、「オープンリスト」と「コンテキストにより絞り込まれたオープンリストの一部」だけだからです。

 

しかし、「17時までに退勤する」というのが私にとってはもうデフォルトになっているので、確実に行われるミーティングやお客様来訪を除いては、ほぼバッファ枠のクローズドリストが、頭の中に存在するのでしょう。

 

バッファ枠の使い方

そのバッファ枠にどんなタスクが入ったのかを記録していくと、その集積から自分の傾向が分かるようになり、「どうすれば自分の過ごしやすい一日をつくれるか」という話になります。

 

それは、GTDの領域ではなく、「実行しやすく整えられたタスクをどう実行するか」という別の領域、日本タスク管理界に大きな影響を与えているTaskChuteの司るところとなります。