「会社から出ても仕事のことが頭から離れない」不安との付き合い方
以前の私の最重要課題であったのが、
会社から出ても仕事のことが頭から離れない
ということでした。
この状態を脱するために必要なことを考えてみたいと思います。
【悩みとの距離間】
— ボビティブ心理学 (@bobby_tubuyaki) 2018年4月22日
悩みとの距離が近すぎなければ、悩みとの共存が可能。
悩みと共存3つのポイント
①全部書き出す
②ゴールと次を見極める
③実行しやすく整理する
↑この作業↑
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仕事が頭から離れないのはそそれは「不安」
仕事のことが頭から離れない状態は、「不安」なんですね。ごくまれに仕事が好きだから四六時中仕事のことが頭から離れないという人もいますが、サラリーマンはほぼ大多数が前者だろうと思われます。
不安の源は3つ
そういった不安の源は、次の3つが把握できていないことだと考えらます。
- どこまでやったか
- 次はどうすればよいのか
- 締切まで終わるのか
逆にいうと、すべての仕事についてこの3点が把握できていれば、不安はかなり軽減されるはずです。
把握を秘書に代わってもらう
お金がある人は、それを秘書という存在が代替してやってくれます。しかし、秘書を雇うお金がない人は自分でこの把握をしなければいけない。そんなあなたに!GTDは秘書の代わりをしてくれるんです!
毎度同じ画像で恐縮ですが、上に挙げた3点はこの画像の中にすべて含まれています。GTDの想定する「仕事の情報を預ける、信頼できるシステム」は秘書の代わりになります。ええ、なってます!
秘書は「実行」してはくれない
ただ、秘書は自分に代わって仕事をやってくれません。自分のやるべきことを整理してくれるのみです。上で紹介したツイートで「悩みの解消」ではなく「悩みとの共存」と書いてあるのは、そのためです。自分が手を動かさないと悩み、不安の種は消えません。
悩みは消すのではなく共存する
ところで、冒頭に書いた会社から出ても仕事のことが頭から離れないという状態を脱するためには、この悩みをどうすればよいのでしょうか。
悩みのもとを完全に消し去ってしまわないと解放されないのでしょうか。会社を辞めて仕事から身軽にならないと実現できないのでしょうか。
実は、「悩みとの共存」ができれば、仕事の不安から解放されるのです。会社を辞めずとも、やるべき仕事について上に挙げた3項目が頭の中にあるか、それともノートやアプリ等に書き出していれば、仕事の不安から解放されます。
本当に書き出すだけで良いのか?
「頭の中に覚えていても、ノートとかに書き出していても、仕事がなくならないのは変わらないんだから、不安は変わらないんじゃないか」とお思いかもしれません。確かに、実際、タスク管理ツールに書き出したところで仕事が進むわけではありません。
しかし、上の3項目を書き出していると、うっすら仕事のことは頭にありながらも気にならなくなるんですね。気にならないんだったら十分ではないでしょうか。
仕事の不安は完全に消すことはできない
我々の仕事は、数日や数か月継続して進行することが多いですね。仕事から完全に解放されるときは休職や退職するといった場合を除いてほぼ無いといってよいと思います。つまり、仕事の不安を完全に消すことは無理です。そうであれば、仕事の不安と共存しつつ、それでも気にならない環境を作り出すのが、できる最大限のことではないでしょうか。
気にならない環境を作り出せば、会社を出たら仕事上の不安や悩みが気にならなくなり、会社から出ても仕事のことが頭から離れないという状態を脱することができます。
「仕事をどこまでやったか」「次はどうすればよいのか」「締切まで終わるのか」を信頼できるシステム(ノートやアプリ等)に預け、気にならない状態にすれば、会社を出ると仕事の不安から解放されるようになる。
これは、精神的に余裕のある生活をするためには、かなり有効な手段です。