社内GTD実践プロジェクト、驚きの方向に!
社内プロジェクトとして昨年8月に認められた我が「GTD実践プロジェクト」の進捗をお話します。
今まで「新入社員研修の一環としてGTDを当社の仕事をする際の基本フレームワークとする」という目標に向けて、プロジェクト内で「GTDを教える、実践するコンテンツ」「社内の仕組み」の仕込みをしておりました。
コンテンツ作り
仕込んでいたコンテンツは、以下の3つです。リンクが貼ってあるものは、ダウンロードできます。
- 読みあげるだけで誰でもGTD研修の講師になれる「アンチョコ付きスライド資料」
- 使うだけでGTDの基本が簡単に実践できる「タスク管理ツール」
- タスク管理ツールの「マニュアル」
ほぼ2週間に1回のMTGを行い、あまり急かすでもなく、だらだらするでもなく、心地よいペースで作成することができました。
社内の仕組み作り①
当初プロジェクト内では、いくらコンテンツを作っても、社内で使ってくれるような仕組みを作らないといけないという危機感がありました。プロジェクトメンバーで考え、①管理部門②各部門のどちらかの「部門」が担当することで、属人化を避けられるという結論に。
これを代表に相談したところ、プロジェクトメンバーの予想を超える熱いメッセージが返ってきました。
GTDは私も推奨する業務遂行ツールだと思います。
私は①と②の融合が必要と考えます。
必然的に全社一斉導入となります。
つきましては、経営会議で上げようと思いますが、どうでしょうか?
全社で統一性を持たせるにはそのようにしないと進まないと思います。
あ、ジャストアイディアですが、ISOと絡めるのはどうでしょうか?
必然的に必須となると思います。
ここまで理解してくれる社長、そんじょそこらにいません。
そこで、管理部門が全体を統括し、実質的には各部門でGTD研修を行うという提案書を作成し、経営会議に上程しました。
社内の仕組み作り②
経営会議の反応は上々で、「ツールはどうするか」「情報の共有の範囲設定は」「社外に流出しないためには」といった具体的な方法まで話が及んだようです。
結果、新入社員研修への導入は射程に入れつつも、
まずは全社全員でやってみよう
という、タスク管理クラスタもびっくりの話になりました。「営業社員はスマホじゃないと」「工場勤務は要らないんじゃないか」「自分たちはそもそもタスク管理はできているから要らない」といった反対意見がたくさん出るかと思っていましたが、その心配は杞憂でした。
当社は設立から50年以上経つメーカーですが、こと当社代表の発想については柔軟だと思うことが多いです。当社がリモートワークのトライアルを始めた時もそうでしたが、今回もおそらく代表がリーダーシップを取り、「とにかくやってみよう」と鬼速でPDCAを回そうとしているのでしょう。
ますます面白い展開になってきました。今後についても、乞うご期待!