羨望や嫉妬をタスク管理で自分の糧に
嫉妬という感情は、誰かを攻撃する行為を伴うものでない限り、悪いものではないと思います。
羨望・嫉妬の日光消毒
先日、大変憧れている御方とお会いしたときに嫉妬の話をしました。嫉妬の相手は、その御方と最近親しくなり、共に活動を始めた方です。そのアプローチの熱量と、実際に御方の心を動かしてしまう様子に、羨望と嫉妬の感情を持ちました。そのことを開口一番お話ししました。
なんでこんな話をしているかというと、このツイートを読んだからです。
自分の中の黒い部分は、隠したりする必要はなくて、むしろ明確に書き出して目の前に並べるとかして、「うん、きもい!ごめん!でもしゃーない!」つってあっけらとあきらめた方がすっきりする。隠しっぱなしにしておくと、くさる。たまに表に出して、日光消毒してやる必要がある。
— ひらめきメモ (@shh7) 2018年5月3日
御方がどう思ったかは分かりませんが、感情を心の中から出すのは悪くないなと感じました。
イメージは悪いが実はポジティブ要素がある
羨望や嫉妬は、悪口を言ったり対象の方の行動を邪魔しない限り、自分の中のみで完結します。誰か他人を攻撃することもありません。
むしろ、間接的にその対象者の価値を認めていることになるので褒めにつながるのではないかと思うくらいです。「あなたが羨ましいです」「あなたに嫉妬しています」と言われるのは、まんざらでもないんじゃないかと。
タスク管理でより自分の糧に
さらに、羨望や嫉妬を踏み台にすることで自分を一段上の高みに押し上げることもできるのではないかと考えています。
GTDの「把握」プロセスを使います。羨望・嫉妬をトリガーとして、そこに込められている具体的な自分の願望を書き出し、それを達成するようなタスクを設定します。タスクを遂行できれば、羨望の対象に近づくわけです。これ、悪くないですよね。
羨望や嫉妬を抱いたら、黒い感情だと隠さずに、タスクの把握のトリガーにしてしまいましょう。今の自分に必要なタスクが見つかります。