案外難しいタスクの言語化と、そのコツ。
GTDは習慣化するまでハードルが高いものだなと思います。今でもツールに入力してタスクの整理が終わるまで、面倒くささを少し感じながら入れています。
そんなことを考えて、このようなツイートをしました。
GTDで何が一番ストレスがかかるか。自分は「見極め」ステップの「タスクの目的の書き出し(言語化)」です。ピッコロ大魔王が卵を産むシーンのような感覚があります。
— 小鳥遊@3/10イベント (@nasiken) 2019年2月14日
おそらくそこで一番頭を使っているんでしょうね。その分、書き出した後はスッキリ!です。
言語化の難しさ
言葉、というか日本語で思考するタイプの人は、割とスルスル言語化できます。私はどちらかというと絵(映像や図表)で思考するタイプのようで、頭の中に思い浮かんだ映像を言語に置き換えるのに少し時間がかかります。
「あれ、やらなきゃ」と思って、それをやっている自分の姿や関連する物のある風景などが思い浮かび、そこからやるべきタスクの情報を吐き出します。まさにピッコロ大魔王の産卵シーン。
それにしても、この作業はできるだけ省略して、ストレートにタスクの目的を言語化したいものですね。
最後の瞬間を思い浮べよう
そこで考え出したのが、「そのタスクをやり終わる瞬間を思い浮かべる」です。そこに、タスク管理ツールに書くべきタスクの名称「タスクの目的」があります。
「日報」が思い浮かんだら、おそらく最後の瞬間は「日報を作成して上司に提出する光景」ですね。そこから「日報の作成と提出」というタスク名を書き出します。
この方法でタスクの目的を考えると、最後のサブタスクを強く意識することになり、詰めの甘さを未然に防ぐこともできます。
最後に
ここまで必要ではないタスクももちろんあります。ただ、タスクが発生したら、着手から完了までのストーリーを自分なりに思い浮かべることは大事だと考えています。
このようにして言葉を当てがわれたタスクをツールに落とし込むと、一度勢いをつけられたタイヤのようにスムーズに進んでいく感覚になります。
タスクに名前をつける「言語化」という作業、GTDの見極めステップを頑張ってみると、スイスイとタスクがこなせるスキルが付くのでお勧めです。